逆裁2!@『逆転裁判 蘇る真実』青年館千秋楽・その3
2009年3月28日 宙組バウ・DC・青年館今さらですが(滝汗)、この日発表があった『逆裁2』の話を。
何回目かのカーテンコールで、緞帳が下りてゆくときだった。
「待った!」
エッジワース@えりこちゃんの声が法廷、ぢゃねえ劇場に響く。
緞帳は止まり、ふたたび上がる。
そこへ腕組みポーズで前に出てくるえりこちゃん。
「ライト!このまま終わらせていいのか?」
「貴様にはまだ言うべきことがあるのではないか?この千秋楽に足を運んでくださっている皆様に」
たっぷりの間で、エッジワースの臭い芝居(笑)で言葉を続けるえりこちゃん。ライト@蘭とむちゃんは照れ笑い。
「ニック、ほら前に出て!」
それをレオナ@まさみちゃんが、背中を押して促す。
「じゃあ、言わせてもらうよ」
蘭とむちゃんはメンバーの顔を見ながら言い、客席に向かってこう続けた。
「幕が下りる前に、皆様にひとつだけお伝えしたいことがあります」
「くらえっ!」
暗くなった場内に、序章のメロディーが聞こえてくる。
スクリーンに浮かび上がった文字は。
『逆転裁判2』
「きゃああああああっ!!」
歓喜の悲鳴に、客席は包まれた。
8月20日、フェニックス・ライトの新たな逆転劇が始まる
宝塚歌劇団宙組公演 逆転裁判2
主演 宝塚歌劇団宙組 蘭寿とむ
カキーン!カキーン!カキーン!
次々に飛び出してくるスクリーンの文字に、劇場は興奮の坩堝と化したのだった。客席もだし、板の上の出演者たちもノリまくりで大騒ぎ(笑)。
ただでさえ千秋楽で盛り上がっている中での、あのド派手な発表は、ものすごい衝撃的でしたねえ。
鳥肌立ったわ。
発表のことを出演者たちは知っていたのかが後日ネット上でちょっとした論争にもなりましたが、あの場で受けた印象としては、どういう方法で発表されるかまでは知らされていなかったような?『逆裁2』のことは知っていたにしても。
蘭とむちゃん、えりこちゃん、まさみちゃんはもちろん分かっててやったわけですが、他のメンバーは最初キョトンとしてたんですよね。皆、知っててあの「え?えええ?ナニ?ええええええ?」って顔だったなら、すげー演技派だと思います(素)。
???な顔から、スクリーンの文字に大こーふん(笑)。あおいちゃんは素で大沢木ナツミになってるし、みーちゃんはイトノコ忘れて踊り狂ってるし、大ちゃんはやっぱりヤハリだし(意味不明)。
出演者と客席と、まさに劇場が一体となっての大盛り上がり状態だったのでした。
蘭とむちゃんから客席へ、感謝の言葉が次々と出てくる。
「ありがとうございます!すごい盛り上がっていただいてありがとうございます!」
「そうなんです、このたび……夏に『逆転裁判2』を、させていただきます!」
「こんな千秋楽に発表できるなんて夢にも思っていなくて……これはひとえに皆さんが何度も何度も観にいらしててくださり、良かったよ!って言ってくださったおかげで……ほんとう(に皆さんのおかげ)なんですよ!」
「こんなにすぐに、また続けて公演をさせていただくことができます!」
「このメンバーで!皆で!」
ここで客席の一部から「きゃああっ!」と、また歓声が。同じ「このメンバー」で『逆裁2』も観られるって、最後まで話を聞かないで早とちりした人もいたのね。
「いや、皆で創りあげた作品だからこそ!」という意味だと蘭とむちゃんは即座に否定し、「ねおどうするんですか、ねお(笑)」と。
このメンバーが一人でも欠けていたら、この公演の成功も、それに伴う続演もなかったのだと。蘭とむちゃんの思いはそこにあったはずだ。メンバーの一人であるねおちゃんは、この日で卒業する。
ねおちゃんは挙手し「また出ます」と(笑)。
蘭とむちゃん「また凶悪犯で出る?」
ねおちゃん、悪そうな顔を作って「こんなカンジで(笑)」。
そして皮肉なことに、この発表の場に一役買った、そもそも公演の成功には絶対的に欠かすことができなかったであろうエッジワース@えりこちゃんとレオナ@まさみちゃんも、『逆裁2』には、もう出られないのだと。
それを私たちが知ったのはこの数日後だったわけだが、蘭とむちゃんは恐らく既に知っていたのだろう。内心、その強い思いも籠めての「このメンバーで!皆で!」だったのだと思う。
「このメンバーで!皆で!」創りあげた公演の成功は嬉しい。
すごーーーく嬉しい。
宝塚ファン以外の層も劇場に呼びこめたこと、その層からをも含めて作品が内外に高く評価されたこと、そして公演が大成功をおさめたこと。
それは宙担としてすごーーーく嬉しい。
「感謝の言葉しか出てこないんですけど……しあわせです。ということで皆さん!」
蘭とむちゃんは、客席に呼びかけた。
「異議あり!は、また出来ます(素)」
そこかいっ!!(笑)
何回目かのカーテンコールで、緞帳が下りてゆくときだった。
「待った!」
エッジワース@えりこちゃんの声が法廷、ぢゃねえ劇場に響く。
緞帳は止まり、ふたたび上がる。
そこへ腕組みポーズで前に出てくるえりこちゃん。
「ライト!このまま終わらせていいのか?」
「貴様にはまだ言うべきことがあるのではないか?この千秋楽に足を運んでくださっている皆様に」
たっぷりの間で、エッジワースの臭い芝居(笑)で言葉を続けるえりこちゃん。ライト@蘭とむちゃんは照れ笑い。
「ニック、ほら前に出て!」
それをレオナ@まさみちゃんが、背中を押して促す。
「じゃあ、言わせてもらうよ」
蘭とむちゃんはメンバーの顔を見ながら言い、客席に向かってこう続けた。
「幕が下りる前に、皆様にひとつだけお伝えしたいことがあります」
「くらえっ!」
暗くなった場内に、序章のメロディーが聞こえてくる。
スクリーンに浮かび上がった文字は。
『逆転裁判2』
「きゃああああああっ!!」
歓喜の悲鳴に、客席は包まれた。
8月20日、フェニックス・ライトの新たな逆転劇が始まる
宝塚歌劇団宙組公演 逆転裁判2
主演 宝塚歌劇団宙組 蘭寿とむ
カキーン!カキーン!カキーン!
次々に飛び出してくるスクリーンの文字に、劇場は興奮の坩堝と化したのだった。客席もだし、板の上の出演者たちもノリまくりで大騒ぎ(笑)。
ただでさえ千秋楽で盛り上がっている中での、あのド派手な発表は、ものすごい衝撃的でしたねえ。
鳥肌立ったわ。
発表のことを出演者たちは知っていたのかが後日ネット上でちょっとした論争にもなりましたが、あの場で受けた印象としては、どういう方法で発表されるかまでは知らされていなかったような?『逆裁2』のことは知っていたにしても。
蘭とむちゃん、えりこちゃん、まさみちゃんはもちろん分かっててやったわけですが、他のメンバーは最初キョトンとしてたんですよね。皆、知っててあの「え?えええ?ナニ?ええええええ?」って顔だったなら、すげー演技派だと思います(素)。
???な顔から、スクリーンの文字に大こーふん(笑)。あおいちゃんは素で大沢木ナツミになってるし、みーちゃんはイトノコ忘れて踊り狂ってるし、大ちゃんはやっぱりヤハリだし(意味不明)。
出演者と客席と、まさに劇場が一体となっての大盛り上がり状態だったのでした。
蘭とむちゃんから客席へ、感謝の言葉が次々と出てくる。
「ありがとうございます!すごい盛り上がっていただいてありがとうございます!」
「そうなんです、このたび……夏に『逆転裁判2』を、させていただきます!」
「こんな千秋楽に発表できるなんて夢にも思っていなくて……これはひとえに皆さんが何度も何度も観にいらしててくださり、良かったよ!って言ってくださったおかげで……ほんとう(に皆さんのおかげ)なんですよ!」
「こんなにすぐに、また続けて公演をさせていただくことができます!」
「このメンバーで!皆で!」
ここで客席の一部から「きゃああっ!」と、また歓声が。同じ「このメンバー」で『逆裁2』も観られるって、最後まで話を聞かないで早とちりした人もいたのね。
「いや、皆で創りあげた作品だからこそ!」という意味だと蘭とむちゃんは即座に否定し、「ねおどうするんですか、ねお(笑)」と。
このメンバーが一人でも欠けていたら、この公演の成功も、それに伴う続演もなかったのだと。蘭とむちゃんの思いはそこにあったはずだ。メンバーの一人であるねおちゃんは、この日で卒業する。
ねおちゃんは挙手し「また出ます」と(笑)。
蘭とむちゃん「また凶悪犯で出る?」
ねおちゃん、悪そうな顔を作って「こんなカンジで(笑)」。
そして皮肉なことに、この発表の場に一役買った、そもそも公演の成功には絶対的に欠かすことができなかったであろうエッジワース@えりこちゃんとレオナ@まさみちゃんも、『逆裁2』には、もう出られないのだと。
それを私たちが知ったのはこの数日後だったわけだが、蘭とむちゃんは恐らく既に知っていたのだろう。内心、その強い思いも籠めての「このメンバーで!皆で!」だったのだと思う。
「このメンバーで!皆で!」創りあげた公演の成功は嬉しい。
すごーーーく嬉しい。
宝塚ファン以外の層も劇場に呼びこめたこと、その層からをも含めて作品が内外に高く評価されたこと、そして公演が大成功をおさめたこと。
それは宙担としてすごーーーく嬉しい。
「感謝の言葉しか出てこないんですけど……しあわせです。ということで皆さん!」
蘭とむちゃんは、客席に呼びかけた。
「異議あり!は、また出来ます(素)」
そこかいっ!!(笑)
コメント