開演前のひととき。
再会。
(海よ・よさこい)(赤軍服・カシウス・羽根)

すみませんお衣装に抱きつきたい衝動をかろうじて抑えた馬鹿な私をお許しください。
その1・かし子のムービー

6月15日。
東京會舘で5月20日におこなわれた『貴城けい“Take off”パーティー〜新たなる飛翔(たびだち)〜』のムービー後半が、OSCARLANDから配信になりましたの。

そう、ピンクマーメイドドレスの、美しいかし子ちゃんです。なのにガシガシ喋るそのさまは、なんだかオトコらしくもあったりします。
そんなあなたがダイスキです(ぽっ)。
かしたんかしたん。

その2・かし子の待受

6月18日。
貴城けい待受画像006が、国民的美少女にUPされましたの。
新撮りではないのですが。白いブラウスの、フルアンルージュのバージョン違い。
カレンダーの画像と同じかな。

でも、どアップの待受で見てみィ。
ありえない美貌だわ(驚)。あなたは美しすぎます。

忘れもしません。あれは去年の11月26日、大劇場ロビーでのこと。
特にかしちゃんファンというわけではない一般のお客さんと思われるかたが、『竜馬伝/クラシック』終演後、かなーり怒りぎみにこう叫んでおりましたっけ。

「なんなのっ貴城けい!容姿端麗にもほどがあるっつーの!(むしろ怒)」

聞こえてきたその言葉に、大爆笑しつつ大納得。
あの頃かしちゃんは、かしげくんでしたっけ。
でもね、かしちゃんはかし子ちゃんになっても、やはり容姿端麗にもほどがあるのですよ。ああ、美しすぎるって罪。
かしたんかしたん。

その3・目指せ加美乃素貸切

同じく6月18日。
加美乃素さんから私宅に一通の葉書が来ました。
「残念ながら抽選もれとなりましたことを、ここにお知らせいたします」
えええっ?!がっくり。

『バレンシア/FANTASISTA!』目指せ!加美乃素貸切!「お買物」はこちら。
http://diarynote.jp/d/73628/20070603.html

ついでに「お買物」その後と懺悔編はこちら。
http://diarynote.jp/d/73628/20070604.html

どーにか応募にこぎつけたのにい!すっかり観る気になってたのにい!
でも親切ですよね。落選通知まで出してくださるなんて、加美乃素さん。

いや、観ます。必ず観ますから!(そうさ、オクというものがあるのだ)
ええ。社長さんのご挨拶、レポさせていただきまっす!
(や、社長さんてスポンサーさんであり、でも、よーはピュアかしファンてゆーやつなのではないかと?)(ご挨拶楽しみにしてるのお)(笑)
かしたんかしたん。
6月11日。
「かしちゃん『大坂侍』青年館15時ご観劇だそうです」
ご連絡いただきました、ありがとうございます。
でも。え。
なんで今日この時間?!無理。今日は行けない。絶対無理。

なのに気が付いたら青年館の楽屋口にいたんですよねあたし。
多分ワープですわ今日はだってほんとに忙しくてそんなとこ行ってる場合じゃ。
あああこんなん言い訳ですあたし真性ストーカーなのです許してください。

「なぜ山に登るのか?」
「そこに山があるからだ」byジョージ・マロニー

「なぜかしちゃんを追いかけるのか?」
「そこにかしちゃんがいるからだ」byあたし

だって、行くしかないの。

終演15分後ぐらいでしょうか、かしちゃんが楽屋口から出ていらっしゃったのは。
あああギリギリ間に合ってしまったストーカーなあたし。

「かしちゃん」「かしちゃん」
楽屋口がざわざわとして、キリヤさんの会がサっとしゃがんでくれます。

あのねえ。
最初に目に付いたのは、バームクーヘンで有名な某店の紙袋。
かしちゃん、肩から提げてるの。

デカっ。

もんんのすごくデっカいサイズの紙袋。

かしちゃん、どんだけバームクーヘン食う気やねん?
おもわず笑ってしまいましたわうふふふかあわあいいい。

「なに、戻られる?ならばオミヤを進ぜましょう。ぽっきり〜!いずれも持ってござれ」

キリヤさんがそう言ってくださったのかは分かりませんが(思いっきり星組ネタだなヲイ)、なぜかお帰りはオミヤを手にされていたかしちゃんだったのでした。

カッチリ目の黒のジャケットに、インナーも黒。胸元にネックレス。
襟元の細い黒のスカーフは、そのまま左右に長く真っ直ぐ垂らされています。
下はベルボトムのジーンズ。その広がった裾に隠れて、足下の靴は分かりませんでした。
髪はちょっと外ハネなカンジ。

楽屋口から出られたかしちゃんは、そのまま正面に停められた車に乗り込もうとしました。

しました、だけど。

ソレ、キリヤさんの車だからっ!!(ギャラリー一同ビクリーツ)

かしちゃん、中を覗きこんで「ん?」
その前に停めてあった車がクラクションをププ。

間違いに気づいたかしちゃんてば。

「でへっ」

うわああああああダメだあたしこのお顔に弱いんですわ。
「でへっ」てえ、もお「でへっ」てえええ!

あたしを殺す気ですか?(素)

私は宙組に来たかしちゃんしかコアには見ていないんだけど、たとえば竜馬で、よくこんなお顔されてたわけで。

「でへっ」

いやもうかしちゃんは竜馬じゃないし男役じゃないしでもやっぱりかしちゃんはかしちゃんでありかしちゃん以外のナニモノでもないのだから。

やっぱりあたしはあなたがダイスキです。

照れくさそーに笑いながらキリヤさんの会に一礼をして、かしちゃんは今度こそご自分の車に乗り、楽屋口を後にされました。

うふふふふふふしあわせえええ。

『大坂侍』は、前日に観ておりました。
ええ、私のかしちゃんセンサー(aiaiさんご命名)(笑)は、今回1日ずれたんですね。
青年館公演ってほんと働く人間には厳しい条件です、あんな場所で夜が18時からってどーゆーこと?行くの大変なんですけど。
もう土日狙いで、前日10日に。

私、石田先生って、苦手意識があるんですよね。
彼のギャグが、全然理解できないんだもん。
宝塚でアレを演る必要性が、全然分かんないんだもん。
「けったいな人々」てゆー副題にも、最初は正直ドン引きでした。

でも、キリヤさんの芝居は観たいのです。
だから1回は行きたいと思ったわけです。

そーれーがーーー!!

すみませんあのそのう……。

五十両お支払いしますから、誰か又七っつあんと私の仲を取り持ってくださいませんかっ?(超真顔)

あたしどーやら又七っつあんに惚れてしまったよーなのです(ぽっ)。

又七っつあんがあまりにもかっこいーのでクラクラしました。
又七っつあんがとにかく可愛くてデロデロしました。

つか、おもしろかったんですよねえ。
笑った、めちゃめちゃ笑ったんだけど、それ以上に。

泣きました。

私は実は石田先生が好きなんだろうか?(えええ認めたくないぞ)
「慣れ」は確実にあると思います>『竜馬伝』40回(笑)
もりえちゃんのホクロ?
んなんバカ殿な公家メイク40回とか、無意味な男装娘役のヒゲ面40回観た身には、まあどーってことなく思えましたですはい。
さすがにりんかちゃんのオカメメイクにはどよ〜んとなりましたが、衣絵が可愛くていじらしくて、そのうち気にならなくなってくるから不思議です。

みんなが又七が大好きで。
みんなが又七のために必死で。

好きなはずです、必死になっちゃうはずです。
だって又七っつあん、イイ男ですもの(ぽっ)。
すげー真正直でいつも一生懸命で、あったかくってとにかく周りの人間に限りなく優しくて、でも不器用でそんなところがまた愛おしくて。

又七は終始一貫イイ男なのです。

ちょっと余計なことを演らせたがるのがどーかというだけで、石田先生の世界観ってすっごく正しいんだなあ、と。
だから又七と一緒になって笑えるし、泣ける。

又七はヒーローなのです。
かっこいい正義の味方で皆に愛される主人公、もうこれ正しく「ザ・宝塚!」です。

でも、これはキリヤさんの又七だからこうなったのだと思います。
私、大和ファンではございますが、仮に大和さんが又七を演ったとしても惹かれるとは全然思わない。むしろ引くな(笑)。
キリヤさんの持つ、男っぽさの中にある繊細さが生きているからこその又七です。

川になんちゃって身投げするお勢ちゃん、助けに飛び込む又七。
ふたりとも濡れ鼠。
「女が震えが止まらへんって言うとんのや!」

「寒い」
そう叫ぶお勢ちゃんに又七はそっと近づき、近づいて……おずおずと濡れた彼女の身体をさするのです。
そう、おずおずと。
おずおずと。でも、一生懸命、彼女を温めようと。
彼女の身体を、ただ。

おずおずとさするのです。

ごおおおおおおおおおおおおっ。
(完璧に又七煮え)(反則だろキリヤさんその顔反則だってば!)

又七っつあん……とりあえずあたしも寒いので、温めてもらえませんか?(超真顔)

いえ、いっそこの際。

えーとえーと三百両用意しますからあたしが又七っつあん身請けさせてもらいますわええ。

フィナーレの男役群舞は、もおおっ!
ヒロムの(なんだよ急に馴れ馴れしーぞヲイ)セクシィ目線にヒイヒイでしたの。

で、1回だけなんてとてもじゃないけど耐えられないので、又七っつあんにふたたびお会いすべく、どー仕事をサボろーかとその日からそればかり思案しておりますの。

なのに翌日かし子来青年館ですわ、出だけを見るために仕事途中で放ってしまいましたの。

ああああたしってあたしってあたしってば。

でも行くわよっ。ええ、必ず。行ってみせよーぞおお!

又七っつあんっ!覚悟せいやっ!(すみませんいつもあたしはとにかく一方的な奴なのですはい)
『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』の配役が、企画・製作のArtist Japan HPで発表になりました。

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ドラキュラ/出雲のお国――貴城けい
石田三成――市川段治郎
高山右近――吉野圭吾
細川ガラシャ――華城季帆
細川忠興――市川笑也
マルゲリータ(ガラシャの侍女)――ANZA
女芸人・小春――坂本法子
島左近(三成の腹心)――藤本隆宏
服部半蔵――大藏基誠(東京公演のみ出演)
バサラ集団「蝙蝠組」の頭・鬼丸――曾我廼家寛太郎
徳川家康――横澤祐一
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やはり、ドラキュラにかしちゃん。
戦いに三成が勝利すべく暗躍し、昼間は謎の芸人・出雲のお国と姿を変え、世間の目をくらます。

ドラキュラの棺の封印を解く石田三成に段治郎丈。
ドラキュラの妖気を萎えさせる薄幸の美聖女・細川ガラシャに季帆ちゃん。
ガラシャの夫・細川忠興(女形じゃないんだ!)に笑也丈。

「決して結ばれるはずのないドラキュラとガラシャ……」

かしキホ??かしキホ?!かしキホ!!

一般の舞台で男役的なことを演るのだとしたら、実はそれって難しいかもしれない。
でも、歌舞伎という男性だけの世界から来てくださる段治郎丈、笑也丈のお力で、そのハードルは越えられるように思います。
出雲のお国で、かしちゃんの美しい女装……とは、もう言わないか(笑)、オナゴ姿も見られそうだし。

キリシタン大名・高山右近に吉野さん。
ガラシャの侍女にANZAちゃん。
三成の腹心・島左近に藤本さん。
女芸人(お国チームかな?)に坂本さん。
この辺りはミュージカル界の面々。歌もたくさん期待していいかなああ、どきどきどき。

服部半蔵の大藏基誠さんは大藏流の狂言師さん、鬼丸の曾我廼家寛太郎さんは新生松竹新喜劇の俳優さん、三成の政敵・家康の横澤祐一さんは舞台等で活動されている俳優さんだそうです。

とにかくね。
元宝塚、歌舞伎界、ミュージカル界他、錚々たるメンバーが揃っているわけですよ!

やっだあああ!!
ますます楽しみになってきたじゃないのおうふふふふふふ(はあと)。
えーとえーと、かしちゃんファンのかたは周知のことと思われますので、今さらなんですが。
他で、もしご存知無いかたがいらっしゃれば。
6月11日に、かしちゃんが特番のナビゲーターをされるのです。

6月11日(月)TBS9:55〜10:50(関東ローカル)
『元宝塚トップ貴城けいがナビゲート〜伝統!東をどりの世界』新橋芸者の艶姿

貴城けい公式ファンサイトLuciana online news
http://www.oscar-land.com/takashiro/news/index.html
(5月30日更新分)

TBS番組表
http://www.tbs.co.jp/tv/daily/20070611.html

確実なところは分かりませんが、かしちゃんご自身がインタビューされているお姿も映られるとかなんとかてゆー噂もあったりもして???

楽しみですねっ!楽しみでしょっ?ねっ!ねっ!(押し付けがましい奴めが)

ぜひご覧くださいませ。

じゃっ!
これから『大坂侍』いってきまっす!
・訂正その1・甲冑の中の人

昨日のだいありーを読んでくださったというかたから、メールをいただきました。

>あの階段上の兵士くん達ですが、どういう人達か知りませんがマッチョな外人さんでした。

えええ、すみません!「甲冑の中の人は大学ラグビー部のバイトさん」だなんて言ってしまって!(平伏)
そのかたは、偶然リハーサルも目撃されたそうなのです。

>リハーサルあるのなんか全然知らなくて「何か出て来たよ〜」って感じだったんです。
>普段着に槍と盾だけ持って並んでて、そしたら映画ファン達が群がって写真撮っててビクリーツみたいな(笑)。

ビクリーツ。これで、このタレコミがどちら方面のファンのかたからかは分かっていただけたかと思いますが(笑)、まあそもそもここを「300ファン」とか「ジェリーファン」が読んでいらっしゃるはずなどないんですけどね(焦)。

いやあ、私とサトリちゃんは「絶対大学ラグビー部のバイトさんだよねえ」「神宮近いし、大学野球部のバイトさんかもよ」、あげく「ちぎ太がバイトで混じってたりしてえ!」(いえ、お稽古中ですから)などと好き勝手言っていたというのに。

でもねえ、甲冑で完全武装された彼らは、ハリウッドの俳優さんなのか、日本の外国人タレントさんなのか、それこそ大学ラグビー部のお兄さんでも、ちぎ太でも、本番ではまったく分からない状態ではあったのであのそのえーと(言い訳)。

セレモニーの1時間10分程の間、彼らはずっと槍と盾を構えた体勢を崩さなかったのです。それはかなりキツいことなのではないかと思われ、最後までポーズを保っていた彼らに「バイトさんGJ!」と声援を送っていた私たちだったのです。
しかしですねえ、「バイトさん」と言われている時点で、その声援は彼らにとって大迷惑以外のナニモノでもなかったであろうと、深く反省しております。
ほんとうにごめんなさい。

・訂正その2・にしきさん

『Takashiro備忘録』のフェロさまから、ステキな情報をいただきました。
レッドカーペットセレモニーの模様が『300』のオフィシャルサイトにUPされ、そこに参加した星組生の画像もあるとのことです!

http://wwws.warnerbros.co.jp/300/jpspecial/report.html

PHOTO GALLAREY 09が、星組生です。
フェロさま、ありがとうございます。すっごい高画質で、お顔がハッキリ写っております。
この画像を見ると、左からドイちゃん、キンさん、柚美さん、コロちゃん、里名ちゃん……ここで画面が切れてしまうんですが、お顔が分からなかった娘役さんは、里名ちゃんだったということが判明。フェロさまに感謝。
ただ、にしきさんがこの中にいないのです。にしきさんがいれば、学年からキンさんの位置に入るはずですから。

サトリちゃん「私がにしきさんだと思った後ろ姿はドイちゃんでした……あの場で星組に一番詳しい人の称号は固辞いたします」。
いや、私たちの目の前を星組生が通り過ぎていった一瞬の間に、次々と生徒さんのお名前を挙げていったのはサトリちゃん。後ろ姿を間違えるぐらいしゃーないって、ねえ。
私は「ドイちゃんドイちゃんドイドイドイドイちゃん」と喚くだけで、殆ど役立たずな奴でしたから。
(星組だと、ドイちゃん視力とカマちゃん視力だけは、やたらいい私)(でも、それだけ)
「多分なんだけどあの場で星組に一番詳しい人なんじゃないかなあああの称号」ぐらいは受けてくださいませ、サトリちゃん。

フェロさまも仰られていたのですが、かしちゃんの画像は無いんですよね。
オスカーさんからストップがかかったのだと思われますが、とにかく画質がいいので、ちょっと残念かな。
が、その分オスカーさんが、これから待受だの壁紙だのなんだのもおいーっぱい出してくれるのであろーと、期待してますのっ。

今日はねえええ、かし子@ピンクマーメイドドレス……5月20日に東京會舘でおこなわれた『貴城けい“Take off”パーティー〜新たなる飛翔(たびだち)〜』のムービー前半が、OSCARLANDから配信になったのですわっ。

かし子ちゃんかあわあいい、いやあんいやあんかあわあいいいのおおお!

あ……私パーティーの感想、続き書いてないや(焦)。ムービーまで配信されて、今さらどーすればいーんだ。
(グダグダの更新と放置プレイはジュンタ・クオリティなのですっ)(大威張り)
あとねえ、えーとえーと……サヨナラショーの続き(まだ言ってる)。
今さら誰も読みたくもないだろうけど、私が私のために書きたいのです。
なのになのに、あまりにも次々と目の前に楽しいネタが転がってくるので、ああんもお私ったらもおどーしたらいーのかしらあああんなんてさめざめと泣いてみたりするのですよねえさめざめ。

ほんとにねえええ。

かしちゃんたら、鬼(完全なる責任転嫁)。
6月6日、明治神宮外苑聖徳記念絵画館。
映画『300(スリーハンドレッド)』ジャパンプレミア試写会、かし子の赤絨毯続きのお話。

19時。
甲冑で身を固めたスパルタ兵が、正面階段の上に登場した。
その数は20人余。

――紀元前480年、クセルクセス王に率いられた100万を越すペルシア軍と、レオニダス王に率いられたギリシア軍5000の戦いが行われた。
この戦闘のなかで、たった300人でギリシア軍を支援し、その勇敢さを発揮したスパルタ兵。
負けるとわかっていても、誇りと祖国のために戦ったスパルタ兵たち――

映画のタイトル『300』は、このスパルタ兵の数300人を表すそうだ。

……と言っても、甲冑の中の人は、たぶん大学ラグビー部あたりのバイトさんであろう。
たっ、大変そうやな。
しかし、階段の上でフォーメーションをとる彼らは、なかなかかっこよかったのだよ。

MCのおねいさんが自己紹介をする。
「○○サトリと申します」
サトリさんてえ!
隣のサトリちゃんと爆笑したのは、言うまでもない。

わらわらと人々がレッドカーペットの上を歩き、試写会が行なわれる絵画館の中に入っていく。
「深作健太監督がいらっしゃいました!」
サトリさん@MCが深作監督を捕まえて、インタビューしている。
私はそれらを漫然と眺めていた。

19時20分。

私たちがいたすぐ前は、レッドカーペットのはじまりにあたる場所だった。
ふと前を見ると、そこにかしちゃんが立っていた。

どきん。

これからレッドカーペットを歩き、階段を上がるかしちゃん。
その時間を前に、かしちゃんは静かな目で真っ直ぐ前を見据えていた。

どきん。

かしちゃんのオデコがはっきり見えた。
かしちゃんは右サイドから分けて前髪を下ろしていたのだが、その右の横顔の、分け目からオデコがはっきりとキレイに見えた。

どきん。

美しかった。
とても、美しかった。
闘いに挑む前、人はあんなにも静かな美しい面立ちになるのだろうか。

何もできなかった。
カメラのシャッターを押すことも忘れてしまった。
私は固まったまま、かしちゃんの美しい横顔と美しいオデコを、ただひたすら見つめていた。

かしちゃんが、ゆっくりと歩きだした。
黒いノースリーブのワンピースはジャスト膝丈、スカート部分は三段の布が剥いである。
ラウンドネックの襟元に、同じく黒のドット柄スカーフをあわせ、足下も黒のドット柄パンプス。
階段を上がるワンピースの背中は、V字に深く開いている。
シンプルで気品にあふれる、そのスタイル。

………。

やっだあああもお!うふふうふうふうふ。
あはっ、かしちゃんたら何着ても似合っちゃうのよねえええ。
ねえねえそれってすっごくないィすっごいよねェだからぁだからぁ。

とにかくステキなんだってばああああああ!!

「あ、元宝塚歌劇団宙組トップスターで、女優の貴城けいさんです!貴城さん、今どんなお気持ちですか?」
サトリさん@MCがかしちゃんにマイクを向ける。

「100万人対300人の戦いということで、見るのを楽しみにしております」
かしちゃんは丁寧に答える。

「今日は主演のジェラルド・バトラーさんにもお会いできるということで、いかがですか?」

「いかがですか?」と聞かれても、答えるのって難しくない?

「……ナマ。ジェラルド……ぐふっバトラー……さんっ……(上目づかいでニッコリ)ぐふっ。ぐふぐふふ」

「……にお会いできるのが楽しみです!」

かしちゃんはアヒルのような声で、ぐふぐふ言っていた。
ああ、字じゃ伝わらないなああ。とにかくねえとにかくねえ。

それがすっごいすっごいすっごいかあわあいかったのおおお!!

いち・かしちゃんはジェラルド・バトラー氏の大ファンで、「ナマ。ジェラルド・バトラーさん」に会えるしあわせのあまり、ぐふぐふ言ってしまった。
に・ヅカ時代忙しかったかしちゃんは、ジェラルド・バトラー氏のことは実はそんなに詳しくなくて、ぐふぐふ言ってしまった。

そんなんどっちでもいーですわんぐふぐふふ。
だってかしちゃんがかあわあいかったんですものぐふぐふふ。

そして、かしちゃんは試写会場の中へ入っていった。

そのあとから永井美奈子さん。
「叶姉妹とか来ないのかっ、ええっ?!」
サトリちゃんと騒いでいたら、叶姉妹よりすごい人が現れた。

キンさん。

私たちは、だからレッドカーペットのはじまりのところにいたのだが、そこにキンさんが待機しているではないか!(とにかく目立つ)
しかも!

うわうわうわわドイちゃんドイちゃんだよドイちゃんドイちゃんだって!
(実はドイちゃんスキーな私)(口癖は「ドイちゃんのフィギュア、どっかに売ってませんか?!」)

東宝休演日の星組生が、そこにいた。
サトリちゃん@立樹極右の目がギラリと光った。だが、しかし。

しいちゃんの姿はなかった。残念ナリ。

先頭に柚美さん、そしてキンさん、ドイちゃん、コロちゃん、しずくちゃん。
私たちの前をあっと言う間に通りすぎていき、全員のお顔が確認できない。
思いがけないサプライズに私もサトリちゃんも、いやあこーふんしたわあもお。
「あのシルエットはにしきさん」
階段を上がる後ろ姿から、サトリちゃんが断定した。星組生は7人。あとの1人は、服装から娘役さんだと思う。

この日会場内にいた観客の中で、星組生にいちばん詳しいのは確実にサトリちゃんだ。断言。
彼女に分からなかったのだから、ここに登場した星組生全員のお顔を判別した人間は、他にいなかったということになる(筈だ)。
あああ知りたい、誰だったんだろう。

彼らは、宝塚ファン、かしちゃんファンでもあるきよ彦さんと一緒に、試写会にやってきたのだった。
「着物デザイナーのきよ彦さんと宝塚歌劇団星組のみなさんです!では、代表してきよ彦さんにお話をお伺いしましょう」

「ええええ、きよ彦さんてえ」byサトリちゃん
「ええええ、ドイちゃんに喋らせろをいドイちゃんドイちゃんっ!」byあたし(それ絶対ないから)

そのあとから千野志麻さん、岩崎良美さん。

会場内は、刻々と夜の闇が深くなっていった。
そして、ついに主演のジェラルド・バトラー氏が登場した。

ジェラルド氏の登場とともに会場のファンが一斉に「ジェリーっ!!」って悲鳴をあげて(しかも「じジィュェるリィィっ!!」みたいになかなかイイ発音だったりする)(笑)、色紙やカードを彼に差し出したのだが、なんと彼はそのひとつひとつに丁寧にサインをしてあげているのだ。
「いい人だああ」

こうなったら楽しまなきゃ損。

「じジィュェるリィィっ!!」
「じジィュェるリィィっ!!」

サトリちゃんと私はキモチよく大声をあげて、じジィュェるリィィに向かってぶんぶん両手を振った。

私たちの背後の噴水から霧のように水が高く上がり、会場内は歓声で沸く。

その霧をスクリーンにして、じジィュェるリィィの顔が闇の中に大きくくっきりと浮かび上がった。

楽しかった。とても楽しい時間だった。

かしちゃんがいなければ、足を踏み入れることもない場所だっただろう。

そう。

かしちゃんは、いつも私にしあわせをくれるのだ。

かしちゃん、ありがとう。

それから、お付き合いしてくれたサトリちゃん、ありがとう。

かし子の赤絨毯、麗しのお姿はコチラ貴城けい公式ファンサイトLuciana online newsからドゾ。
http://www.oscar-land.com/takashiro/news/index.html
(6月7日更新分)
「貴城けいが映画『300(スリーハンドレッド)』ジャパンプレミア試写会のレッドカーペットに登場します!」

はい、いってまいりました、かし子の赤絨毯。

昨日、突如OSCARLANDに、この情報はUPされた。
6月6日19:00〜19:30、場所は明治神宮外苑の聖徳記念絵画館。

サトリちゃんのナンパに成功した私は、彼女とふたり会場に向かったのだった。

聖徳記念絵画館の正面階段は、1本の鮮やかなレッドカーペットで彩られていた。
それは頂の中心から真下に貫かれ、そこからさらに地表の左右に長く伸びてゆく。
薄暮の迫る空間に、ライトアップされた絵画館が眩く浮かび上がる。
前方の壁には『300』の文字が閃光の如く光り、後方に構える巨大スクリーンには迫力の映画のワンシーンが流されている。
会場に響きわたる耳を劈くばかりの音楽、そして台詞。

これからはじまる時間。
その期待に、否応なく胸が高鳴る。


いやああああああんかしちゃんココ歩くのおおおおおお!

すっごいすっごいすっごいかっこいィィィんですけどおっ!

どきどきどきどきどきどきどきどき。

きゃっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃっ!


楽しい、なんて楽しいのだろう。
はじまる前からテンション上がりっぱなしの私は、あまりにも楽しくて心から満足し、ここで帰っても悔いはないと思った。

しまった、嘘を書いてしまった。

かしちゃん見ないで帰るわけないだろがあああっ!

「サトリちゃん、どこどこどどこがいいかなななっ?!かしちゃんどこからいちばんよく見えるかっかかかなっ?!アセアセ」

どうも最近、いつも呂律が怪しいような気がする。年のせいだろうかヨボヨボ。

「報道の前は避けましょう、カメラマンが邪魔で見えなくなる可能性があります」
サトリちゃんはテキパキと、そして冷静に、ヨボヨボの私を引率してくれた。友よありがとうヨボヨボ。


オーバーチュア。
それは、想像を超えた演出だった。
美しいイリュージョン。

だが、もっと想像を超えるものが、これから登場するはずだ。

貴城けい。

彼女は常に私の想像の、さらに上の世界に立つ。
今日も必ずや、そんなものを軽く飛び超えてしまうだろう。

貴女はそうやって、私の魂を攫ってゆくのだ。

今から貴女に会える。
企画・製作のArtist Japan HP他、あちこちで詳細があがってきております。
以下、自分用覚書。

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『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』

決して結ばれるはずのないドラキュラとガラシャ……
そして、石田三成の運命は……
貴城けい、宝塚歌劇団退団後初主演による奇想天外な音楽劇。

絶大なる権力者、太閤豊臣秀吉がこの世を去った。
絢爛たる安土桃山の御世も、次代を窺う権力者達によって激動の時代を迎えていた。
そんな折――難破した南蛮船から、楔が突き立てられた忌まわしき棺がこの国にたどり着いた。
その棺こそ、かつて西洋の国を震撼させた吸血鬼ドラキュラが封印されしもの。
「この封印を解き我を復活させし者。汝の夢を叶えん……」
ドラキュラの怨念が篭るその棺の封印を解いたのは――
秀吉の意志を継ぎ、この国を世界の全ての富が集まる夢の国にせんと企む石田三成であった。
復活したドラキュラは、政敵・徳川家康との戦いに三成が勝利すべく暗躍し、昼間は謎の芸人・出雲のお国と姿を変え、その邪悪な妖気をふりまく……。
しかし、ドラキュラは自分の妖気を萎えさせる純白の祈りに心が揺らぐ。
その祈りの主は薄幸の美聖女・細川ガラシャであった。
天下分け目の関ヶ原の戦いは今しも始まろうとしていた――。

作・演出■岡本さとる
音楽■加藤和彦
衣裳スーパーバイザー■ホリ・ヒロシ

出演■貴城けい/市川段治郎/吉野圭吾/華城季帆/市川笑也
(ANZA/曽我廼家寛太郎/にわつとむ/大藏基誠)

【大阪】
◆9月9日(日)18:30
10日(月)14:00・18:30
◆浪切ホール 大ホール
 http://namikiri.jp/
◆S席 9,000円、A席7,000、B席4,500円

【名古屋】
◆9月12日(水)18:30
13日(木)11:30・16:30
◆名古屋市民会館 中ホール
 http://www.chunichi-theatre.com/presents/2007/9/9gatsu.html
◆A席 9,000円、B席 7,000円

【東京】
◆9月19日(水)18:30
20日(木)14:00・18:30
21日(金)14:00・18:30
22日(土)14:00・18:30
23日(日)14:00・18:30
24日(月・祝)14:00
◆THEATRE1010
 http://www.t1010.jp/html/calender/2007/79/79.htm
◆S席 9,000円、A席 7,000円

■6月16日(土)チケット一斉発売

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最初ぴあにあがっていた出演者情報の中で、現段階でお名前が出ていないかたがいらっしゃるのですが、一応()書きしています。

Artist Japanの「みどころ」というやつが、上のお話です。
えーと、主人公はドラキュラになるんですか?ドラキュラがかしちゃん?
昼間は謎の芸人・出雲のお国と姿を変え邪悪な妖気をふりまき、しかし薄幸の美聖女・細川ガラシャの祈りに心が揺らぐ……。

かしちゃん……男役なの?女役なの?性別不詳、両性具有?

「決して結ばれるはずのないドラキュラとガラシャ」なんだから、ドラキュラとガラシャの恋物語なのかなあ。
ドラキュラがかしちゃんだとして、ガラシャと決して結ばれるはずのない恋?つまり、かしちゃん男役?

かしちゃんがガラシャというのも考えられますが、その場合ドラキュラは役の比重から言って段治郎丈になっちゃうの?
えええ。昼間は出雲のお国の段治郎丈って!出雲のお国デカっ!ツヨっ!
これは無さそうだなあ。

あ。吉野さんならいいかも。や、段治郎丈を差し置いてという意味ではなく、吉野さんのドラキュラと出雲のお国はキャラ合ってそう、特にお国が(笑)。
ん、むしろ吉野さんのガラシャが見てみたいかな(素)。

かしちゃんがドラキュラ、段治郎丈が石田三成と考えるのがふつーですよね。
季帆ちゃんがガラシャなのかなあ。

かしキホですか?かしキホ!ほーーーお。

笑也丈は女形のままですよね。え?ガラシャ?
男役のかしちゃんと女形の笑也丈の恋物語だったりし……いやまさかな。
笑也丈、最近はヒロイン系なさらないですしね。

最初「妖魔」だったのが、「ドラキュラ」に変わりました。
うーん、「妖魔」のほうが、私は響きとして好きだったかなあ。

いちばん謎なのは「奇想天外な音楽劇」って辺りだったりするんですけど(素)。
だって奇想天外てえ!
でも、かしちゃんの歌が聞けるのだとしたら、それすっごく嬉しいんですが。

とにかく9月。

楽しみに待ってまあす。
オスカーモバイルサイト「国民的美少女」に、かし子@ピンクマーメイドドレスwithドーナツケーキの待受がUPされたのですう〜あっはあ〜!
待受005にして初のドレスアップバージョンなのですう〜あっはあ〜!

ドーナツケーキをウットリ見つめているかし子ちゃんをウットリ見つめる私つかかし子ちゃん1分いや1秒でもいいからその目で私を見つめてくれませんかねえかし子ちゃんてばねえねえ。

あれっ、無理?あれあれれっ。

ただねえ。これかし子ちゃんのアングル横顔すぎじゃないかあ?あとドーナツが画像内に占める割合が大きすぎやしないかあ?

ま、かし子ちゃんカワユスなのですべて許す、と。

でもねえ。画像の下に写り込んでる前列のお客さんの頭これはねえまぢいらないと思うのよおおお。

ま、かし子ちゃんカワユスなのですべて許す、と。

それから昨日の加美乃素さんお買物の件、思いもかけずいろいろなかたからお声を頂戴いたしました。ありがとうございます。
ネットで買えますよ、ここに売ってます、フリーコールに問い合わせてみたら、などなど。リアル友も含め、皆さまからいただいた温かいお言葉の数々、ほんとうに感謝の限りです。
おかげさまでなんとか応募に至りました。

あとは。

頼む当たってくれええええええ!!!

ほんとにねえ。オンナノコのかし子ちゃんも、オデコ見せてくれないかなああ。
全開!もおっ!いさぎよく全開!ガバっとドバっとオデコ全開!みたいなかしげくん、大好きだったんですもん。

たらねえ。七葉さまからこんなメールをいただきました。

>最近はオデコ見えないけど、たまにチラリと見えるオデコがたまらない!
>ってチラリズム?!

なああある!

たしかにそーなんです。
おろした前髪の間からチラリと見えるオデコこれがもお!(溶解)

かしちゃん、わざとか?出し惜しみのチラリズムか?

ええ女子コーセーのぱんつだってそーじゃないですか見たいのに見えない見えるかな見えるかも見えそう見えたチラリキターーー!!

あたしは女子コーセーのぱんつにはなんの興味もないのですがかしちゃんのオデコは見たいのです見たいのに見えない見えるかな見えるかも見えそう見えたチラリキターーー!!

うふふふふふふふふ〜〜〜!(完全に怪しい生きものと化している)

その前にかしちゃんの高貴なオデコを女子コーセーのぱんつなんかと一緒にすんなこのヴォケ!つー話ですかそうですかそうですねそうですよね。

なんかもう最近ほんとアタマ壊れてますからアンタ社会人としてどうよと言うか大人としてどうよそれ以前に人間としてどうなのよと言うヤヴァいラインぎりぎり崖っぷちじゃんかむしろ崖から落ちてますゴロゴロ転がり落ちてますみたいな。

ここで懺悔。
昨日の日記に対して、「私も『加美乃素』で検索かけてみましたが、そんなオモシロサイトにはhitせず残念でした〜」といったメールも若干いただきました。
同じことを思われたかた、他にもいらっしゃいました?

ネタじゃないからっ!!

ええ。だって。あの。
……私、どーやら『カミノモト』を誤字で検索かけていたよーです。
すみません、ほんとうにごめんなさい!!加美乃素の社長さん申し訳ありません!!
田舎者ゆえ銀座の空気に心震えキーを押す指が惑ったのです嘘です馬鹿なだけ。
今日いただいたメールを読んでいたらハタと思い当たり、恥ずかしさのあまりぎゃああああ!!と叫びましたのです。

だから、誤字で記事があがっているハゲサイトにしかhitしなかったんですね。つまり、実はこの段階ですでに自爆していたという。

自分が馬鹿で恥ずかしすぎるから、どーいう誤字やっちまったかは黙っていさせてください。まあ、ありがちな誤字です、私は他人さまの誤字にはすぐ気づくくせにに自分はヘーキで間違える、よーは嫌な奴なのです。
誤字の正解?が分かったかたは、ためしに検索かけてみてください。

ソテキなハゲサイトにバシバシあたりまあす!

ほんとすみませんです。

今日は『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』のあらすじが主催者さんのHPに出たりもしておりまして。
そっちも反応したかったけどドーナツかし子に壊れた私のアタマはぜっんぜん回らないのでもう寝ますおやすみなさい。

ああ、ケロちゃんがドーナツのことを「ドーナッツ」と言うのがレトロっぽくてやたら可愛いと思ったりしたことあったんですが、あれってもしかしたら本場NYの発音てゆーのだったのかしらとふと独り言。

お買物。

2007年6月3日 貴城けい
6月22日。新生宙組大劇場公演の幕が上がる。
そして、その翌日には加美乃素さんの貸切公演がある。

加美乃素さんの貸切が観たい。
社長さんのご挨拶が聞きたい。
そう思い立ったのは数日前だ。
聞きたい。社長さんのご挨拶が絶対に聞きたい。

貸切招待の新聞広告は取ってあった。
それによると、商品のバーコードを集めて応募し、その中から抽選になるらしい。

近所で商品を探してみた。
だが、うちは東宝がホームなんて言っているくせに、実はすげー田舎なのだ。
大衆向けシャンプーがワゴンセールで山積みになっているよーな田舎のスーパーになど、加美乃素シャンプーは売っていないのだ。

そうだ、銀座に行こう!銀座の○ツキヨに行こう!
お買物は「都会」じゃなきゃねっ!(田舎者の銀座ドリーム)

今日はkineさん、パクちゃんと日比谷でランチの約束をしたのだが、わざわざ「都会」に出たその最終目的は。

お買物!加美乃素シャンプー!(にっこり)

さて。
ランチを終え、私は意気揚々と銀座の○ツキヨに向かった。
別れ際、リアル都会の住人パクちゃんが「もし売ってなかったらメールくださいね。うちの近所で探しますから」と言ってくれた。
優しい友だち(しかも都会人)を持って、私はしあわせだ。

いや、銀座だぞ?売ってるでしょ!(田舎者の銀座ドリーム)

………。

あのう。加美乃素さんの養毛剤は各種取り揃えてあったのだが。

あたし、さすがに養毛剤の需要は無いのおお。
シャンプーが欲しいのおお。

やっぱ関西圏で強い会社なんだろうなあ。
この近くで売ってるとこないかしら?

私は店を出て、PCビューアーから検索をかけた。

「加美乃素」

何件かhitした。

………。

「ハゲないドットコム」
「ハゲにも負けず」
「ハゲない人の頭皮ケア」
「逆襲のハゲ」

ハっ、ハゲだあ???

あのう。私は別にハゲサイトを探しているわけではないのだが。

ぶちっ!!!!!!

ハゲハゲうるさいんじゃあああっゴルァァァ!!
かしちゃんはねえ、かしちゃんはねえええ、オデコが広いだけなのっ!!
あたしはそこが好きなんだって言ってんだろがァァァ!!


え``。

あたし。もしや。

自爆しました?


ドラッグストアなんかじゃダメぽ。
パクちゃんに頼も。

そう思ってメールを送信した、まさにそのとき。
こんな看板が目に飛び込んできた。

「銀座ハゲ天」

ぶちっ!!!!!!

ハゲハゲうるさいんじゃあああっゴルァァァ!!
かしちゃんはねえ、かしちゃんはねえええ、オデコが広いだけなのっ!!
あたしはそこが好きなんだって言ってんだろがァァァ!!


あ``。

あたし。もしや。

またも自爆ですか?

(いちおー注:「ハゲ天」、○ツキヨのごく近くにある天麩羅屋さんですね)


真面目な話。
かしちゃんのオデコが好きです。
大好きです。

あんなに可愛いもの、この世で他にないからっ。

かしちゃんのピカピカのオデコが好きです。
大好きです。
だからオデコ全開のオールバックがいちばん好きでした。

かし子ちゃんも、ときどきオデコ全開にしてくれると嬉しいんだけどなあああ。

ほんっっとおに!ほんっっとおに!(←かしちゃんモードで読んでください)かしちゃんのオデコ大好きなんですもん。


天 使 の オ デ コ (ぽっ)
その1・太郎ちゃんその後

『DAMN YANKEES』でかしちゃんに遭遇した、しあわせな我が友太郎ちゃん。
電話でシツコクかしちゃん情報に食いつく私(笑)の相手をしてくれてありがとうございます(はあと)。
でも太郎ちゃんもねえ、かしちゃん大好きなんです。お互いわたるさんも大好きだし。
もうね、ふたりして呂律回ってないもん。
「それでででねえええジュンタさんあはははははは」
「そそそそうなんだああ太郎ちゃんえへへへへへへ」
エライこーふんして煮えまくる私たち。
太郎ちゃんはともかく、なんで私まで煮えまくる必要があるのかは、この際考えないことにしてください。

「『わたるさんの舞台』を『かしちゃんと一緒に』観たって、太郎ちゃんいいなあああ」
「……はっ!(瞠目)……うわあああぁぁぁぁぁぁああ!(ますます煮えまくる音)
そーゆーことだったのか!なんてスバらしいっ!ええーん、楽しぃよお嬉しぃよお!」
えーと、事実関係を整理すると、そーゆーこと。になりますよね、たぶん?(真顔)

ただし、太郎ちゃんのストライクゾーンはとっても広いのですよ。
ナマ吉正くん見て「きゃああっっ、かっこいい〜〜〜!!」てえ叫んだのは私が知る限り太郎ちゃんだけですがこれっていったい。

その2・スペシャル画像

30日(水)、オスカーモバイルサイト「国民的美少女」から貴城けいスペシャル画像UP
キャッチが「ドクロのベルトがポイント」(かなーりベタな)(汗)、画像はPCサイトの壁紙と同じもの、同じものだけど嬉すィの。

あ、『DAMN YANKEES』観劇時にかしちゃんがつけていたという髑髏のベルトは、これとは違うものだそうです。
太郎ちゃん曰く「この画像のじゃなくて、もっと髑髏が立体的なベルト」だったとか。

デニム王しいさまも、最近かしちゃんリスペクト(違)な髑髏ファッションの日があるらしーです。このかしちゃんリスペクト(違)の髑髏は同じ組のとよちゃん、ゆかりにも波及しているとか。
どうぞ星東宝の入り出にもご注目を!(やっぱなんか違)

その3・FLASH

31日(木)、同じく「国美」から貴城けいFLASH画像001UP
5種類の画像が次々入れ替わるスグレモノです。
スグレモノではありますが、これを待受にすると5種類のかしちゃんが一巡するまでじーっと携帯を見つめ続け更に二巡三巡となるのは確実ですので、実用には向いていません(素)。

その4・ビューティー・カレンダー

「国美」貴城けい待受カレンダー6月分UP
日付だとか曜日だとか確認する前に、かしちゃんの美しいお顔に目が釘付けになってしまい、およそカレンダーとしては役に立ちません(素)。

その5・Beautyプレゼント

これは私まったく気づいてなくて、ruruさまに教えていただきました。いつもありがとうございます。
「国美」今月のプレゼントが、かしちゃんのサイン色紙です。はい念をこめて応募させていただきました当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ当たれ。

その6・スクリーンセーバー

昨日の日記に突っ込み入りました。
「プレビューで見ろや〜」
違う、ダメなのっ、スクリーンセーバーとして動作するかしちゃんに意義があるのですっっ!(真顔)

なんせ待ち時間1分なわけですから。
PCの前でちょっとぼおーっとしてると、かし子ちゃんにお会いできるわけですから(でれでれ)。

全部ステキだけど、ドーナツケーキを目の前に微笑むかしちゃんが、もおっ!
カワユスなあ、ほんとカワユスなあああ(めろめろ)。

その7・『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』

大阪公演も含め、詳細あがってます。

貴城けい公式ファンサイト Luciana online
http://www.oscar-land.com/takashiro/news/index.html
(5月29日更新分)

タイムテーブルが早くから出ていたのって、吉野さんのHPなんですね。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nut/f_aitoki.htm

それで吉野さんのとこずっとチェックさせていただいていたのですが、あらためて思いましたって。や、ほんと吉野さんてばオモシロすぎ。
topからあちこち飛んでみてビクリーツ。吉野さんってミューファンには元々「変わった人」認識はあると思いますが、いろいろツボりましたです。「創作」ってあの絵とかポエム?「俺」ってヲイ吉野圭吾は四つ足なのか?ポーカン……すげーよ吉野さんやっぱタダモノではないわ。
吉野さんの「声のメッセージ」なんてゆーのもあるんですねえ。

かしちゃんと吉野さんの共演も楽しみィィ。

とにかくいろいろしあわせなことがたあくさんな毎日なのですよ、おほほほほほほ。
ちょっとちょっとちょっと!
OSCARLANDに貴城けいのスクリーンセーバーが登場ですってアナタ!
しかも、かし子@ピンクマーメイドドレスですってアナタ!

さっそくダウンロードしてきた。

スクリーンセーバー、これがなかなか厄介な代物だ。
動かそうとして動くもんじゃなし。

とりあえずPCの前に座り、デスクトップをじーっと睨みつけてみた。

じーーーーーーzi――――――
じーーーーーーzi――――――
じーーーーーーzi――――――

……疲れた。
これっぽっちも画面が動かん。

はっ(瞠目)。
これ、待ち時間の設定が長すぎるんじゃないのか?!

調べた。
15分。長っ。

そんなにPCの前でじーーーっとしてられるわけないだろがうおぉりゃああああっっ!

ふたたびさっそく(そんな日本語はない)設定を変えてみた。
1分。

じーziっ!

おおっ!かしちゃんキターーー!!

すさっ(そっこーで右手が反応する音)。

うっ(呆然)。
つい、習慣でマウス触っちまった……かしちゃん消えた。

かしちゃああああああん!!
かし子おおおおおっっっ!!

会えないよう、会えないよう(落涙)。
おドレのかし子に会えないよう(号泣)。

……スクリーンセーバーひとつに、なんつーオオゴトやねん。
(オオゴトにしてるのは他ならぬ自分)


はい、その後無事お会いできましたわかし子@ピンクマーメイドドレス。
ええ、とってもご心配おかけしましたなのです。
(心配って誰もオマエのことなどご心配してないからそれ心配すんな)


かし子@ピンクマーメイドドレススクリーンセーバー詳細。
いち・ドーナツケーキの前でご機嫌なかし子ちゃん。めっさ可愛い。
に・おドレ全身像かし子ちゃん。ちょっとおすまし。
さん・バストアップのかし子ちゃん。美しくもカナーリ……男らしい(え?)

これのどこが詳細なのかって?

……さあ??ぴよ?(詳細の意味が解ってないらすィ)

とにかく総括。
『かしちゃんは美しくて可愛くてかっこいい』つーことですねっ。断言!(総括の意味も解ってないらすィ)

これからまたスクリーンセーバー愛でるとしますか。じゃっ!!
「かしちゃん来てますっ!!!!!!」

太郎ちゃんから電話が入っていた。
太郎ちゃんからメールも入っていた。
太郎ちゃんは今日『DAMN YANKEES』観劇だ。

太郎ちゃんがくれた連絡に気づいたのは、『DAMN YANKEES』終演直後だった。
今からじゃ間に合わない。
ああああああ。

や、私のこれ以上のストーカー行為を止めようと、神様だかなんか知らんが気を回してくれたのに違いないぞ。
だって上演中に聞いたら最後、絶対青山向かってるもんね、どしゃ降りの雨も物ともせず。

太郎ちゃんも知っている「ジュンタさん来ますよね」そうさ私はストーカーこんな私に誰がした?って他人のせいか違うだろ。

今日の『DAMN YANKEES』は18時半1回公演で、わたるさんのファンクラブAcross総見。わたるファンでいっぱいの劇場にかしちゃんが現れ、場内騒然太郎ちゃん大大大興奮(笑)。
かしちゃんは鎖骨が見えるぐらいの黒のTシャツの上に黒のジャケットをはおり、まくった袖口から裏地の赤がのぞいていたそうです。
ストレートのジーンズ、黒いベルトのバックルはシルバーで髑髏(髑髏キターーー!!)
ジーンズの裾で隠れてサンダルかパンプスかは分からなかったけど、足下は黒のヒールだったとか。
黒のハンチングは開演の前に外されて、横髪を指先でお直しされていたというかしちゃん(煮)。
左手人さし指にシルバーのリング、手にはシルバーのバッグ。

以上太郎ちゃんより、ありがとね(はあと)。
オスカープロモーションモバイルサイト「国民的美少女」の待受画像は、月曜日に更新される。
かしちゃんがUPされているとは限らない、でも月曜日は期待を持って見にいくわけで。

はい、004本日登場。
楽しい。やっぱりとっても楽しい。

ちょっと男役寄り、壁紙の画像のパターン違い。表情は柔らかめ。
もちろんかっこいい、だからかっこいいのはデフォ。

かしちゃんは美しくて可愛くてかっこいいのですっ、だからすべてデフォ。

あれっ?私、イタいですか?(にっこり)

で。あのう。
ピンクおドレのマーメイドかしちゃんまだあ?
(わくわく)(どきどき)(うふうふ)

そう、5月25日に青山劇場『DAMN YANKEES』初日いってきました。
わたるさん、女優初舞台おめでとうございます。
わたるさんの「変身」っぷり、しかと拝見させていただきました。
客席には東宝1回公演を終えた柚美さん、きんさん、かつきちゃんの姿も。

かしちゃんの女優初舞台も楽しみィ。早く舞台観たいィ。早く「変身」見たいィ。
(わくわく)(どきどき)(うふうふ)
楽しい。やっぱりとっても楽しい。
「みなさま、本日は……うわああっっ!!すっっごい人だっ!」

会場はたくさんの人で溢れかえっていた。ローズルームにあんなに人間が詰まっているのを、私は初めて見たよ。
場内が暗くなってかしちゃんが登場、「愛しい“Say I Love You Forever”」を歌う。
歌い終わって、「(会場が)明るくなってびっくりしたあ!」と、かしちゃんが素で驚く人、人、人。
「こんなにたくさんの人にお集まりいただき嬉しく思っています、ありがとうございます」

ベージュのパンツスーツに黒のシャツ、かしちゃんは男役を彷彿させるようなスタイルで現れた。
先日配信されたムービーより、髪は少し短くて、カラーも明るめにしたのかな?

まずは、今歌った「愛しい“Say I Love You Forever”」の話。
この曲を初めて歌ったのは、DS『NEXT DOOR』、そしてファンの思い入れが深いコンサート『I have a dream』。
「で、みなさんから『なぜサヨナラショーで歌ってくれなかったんだ?!』と文句殺到、ぶーすかぶーすかでして(笑)」
「この機会に、ぶーすかをおさめようと」
「私も愛してる曲なんですが、すみませんっサヨナラショーには入れませんでしたっ」
歌詞にファンへのメッセージが含まれているから「聞いてねっ!」というかしちゃん。

かしちゃんがいる。

私はこの事実に感動していた。

かしちゃんが歌って、喋ってる。
この場所にいてくれる。

また会えた!

あはははははは〜〜〜。

うふふふふふふ〜〜〜。

しっかし、歌うかしちゃんはめちゃめちゃかっこいいねっ!

かしちゃん登場の前に会場に流れていた曲は、「貴城けいMy Best Select」なんだそうだ。
ご自分が持っているCDの他に、○UTAYAで一生懸命試聴したりして選んだらしい。

「この中に、HYの『Song for…』という曲があるんですが、すごいせつない歌詞なんですよ」
かしちゃんはセレクトした10曲の中から、『Song for…』の話を始めた。

ん?HY?!つーことはえええ?HY!たぶんそーだよ!
私はかしちゃんの話に耳をそばだてた。
しかしだ、ここで会場に流された『Song for…』、これがすげー爆音なの(笑)。
「みなさんも……」と、『Song for…』語りに入ろうとしたかしちゃん、いきなり「音っ!!」

「音もうちょっと静かにしていただけませんかすすすすみません死ぬほど声張り上げなきゃないんであのっ!」

この突っ込みこそ死ぬほど可愛かったんですがっ。

音量が下げられて、『Song for…』語りに戻る。
「下級生の子が『かしさん、これすっごくいいんで聞いてください』ってipod持ってきてくれたんです」
かしちゃんにHYを聞かせようとする下級生……もう彼しかいないよね?(笑)
かしちゃんが大好きでHYが大好きな彼しか。坂本先生の弟子の彼しか。

「涙が出ちゃうぐらい哀しい歌詞で、でもその日がちょうど節分だったんですね」
「大休憩のとき鬼をやれとか言われて、私がこんなせつないキモチで涙を流しているのに!」
「鬼どころじゃないんですよ!って言ってるのに、上級生に、あゆみさんに(笑)鬼の面をかぶらされて大部屋に引っ張り出されて、私はipodを離せないまませつないキモチで鬼は外!ってやられて」

「かしちゃんが大好きでHYが大好きな彼」を大好きな私の友だちがいる。
友だちに、「かしさんのことを、いかに彼が大好きか」って、いつも聞かされてるから。
彼は「好きなものは好き」って、すごく真っ直ぐな人なんだそうだ。
そして、「かしさん大好き」ってお茶会でもなんでも臆面もなく嬉しそうに言ってのけるって。そもそも、言わなくても顔に丸出し状態らしいし。
や、舞台でも顔に丸出しだったけどっ(笑)。

かしちゃんが彼の、宙組の話をしてくれたことが嬉しかった。
大部屋で鬼をやっているかしちゃんと、しあわせな宙組の子たちを思うと嬉しかった。

「かしちゃんが大好きでHYが大好きな彼」を大好きな友だちには速報を入れたので、今頃彼はこの話をお手紙で読んでくれているだろうか。

かしちゃんはあなたに教えてもらった曲を、「せつない歌詞を、是非聞きなおしてみてください」って宣伝してましたよ、えりこちゃん!ただし、「○UTAYAで借りて」でいいらしいんだけど(笑)。
(と、私はこのエピの下級生がえりこちゃんだと信じて疑わなかったのだが、名前は出てないので違ってたらごめんなさいです)(涙を流すかしちゃんに鬼の面をかぶせた鬼のような?上級生は「あゆみさん」と断言)(笑)

「後ろ!付いてきてますかあ?!」
突然、かしちゃんが呼びかけた。
ほんとうにぎっしり人だらけで、たしかに私がいた後ろのほうからだと、かしちゃんは遠かったんだ。

付いていってますって。
楽しんでますって。

だって、かしちゃんがいるんだよ。
この場所にいてくれるんだよ。

他に何を望みますか?

後ろのみんなは「はあい!」って返事をした。
そしたら、「すごいっ、いい子だあ!」って。

あっは〜、かしちゃんに褒められたあ!(馬鹿)

かしちゃんは温かくて、とてもとても温かくて。
そんなかしちゃんにまた会えて、私はほんとうにしあわせだった。

外見は美しいオンナノコで、喋りは可愛くて、はあとはオトコマエ。

溶解。

でもね、「今後は『可愛い』と言われたい」そうだ、かっこいいよりも。オンナノコだしね。
だけどお、「可愛い」だけじゃおさまらないもん。美しくて可愛くてかっこいいんだもん。

かしちゃんは、なにゆえここまで完璧なのでしょうか?(素)

んなのふつーありえねーだろがっ、えええっ?!(いつもの如く逆ギレ)

(そしてかしちゃんはお着替えへ)(私は放心状態)(あはははははは〜〜〜)(うふふふふふふ〜)
その1・着声ロング

かしちゃん着声ロング第2弾UP、今回は男役声である。
いかんニヤけてしまうなぜだうふあはははは〜やだあカッコイィんですけどお。
これは電話受信音バージョンなのだが、電話なんてそんなに鳴らないから、メール受信音に設定してみた。
かしちゃんに「電話のお知らせです」と言われる度に、「かしちゃんチガウ、これメールだからっ」と突っ込んでみる。
楽しい。なんだかとっても楽しい。

その2・宝塚プルミエール

今日からかしちゃんがナビゲーターだ。

「宝塚情報番組、宝塚プルミエール!」byかしちゃん

そっかあ、タイトルコールからだもんねっ!
いかんニヤけてしまうなぜだうふあはははは〜やだあカッコイィんですけどお。
ちと微妙な突っ込み台本は、ヅカ番組クオリティである。それもまたツボ。
角髪(のフリ)をナデナデする麻子ちゃん、そしてゆーひちゃんとふたり「かしちゃんも含めた私たちの可愛さ」を讃えあう同期愛もツボ。
しかし流れているVTRにはサエちゃんも映っていたんだがいーのか(笑)。

いやあん、毎月こんなん聞けるのお!(喜)
楽しい。なんだかとっても楽しい。

その3・『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』

オスカープロモーションHP貴城けい公式ファンサイトに、詳細がUPされております。
http://www.oscar-land.com/takashiro/news/index.html
(5月21日更新分)

名古屋、東京、あと大阪公演もあるそうです。

妖魔とキリシタン―決して結ばれるはずのない二人が、惹かれあう時、戦乱の世の中は闇と化す。儚くも美しい恋の物語。

らすィ。

「え?!かしちゃん♂とダンジロ♂が、笑也♀を取り合って闘うの?(喜)」
最初にこの舞台の出演者情報を聞いたとき、私は真顔でそう言った。
かし子♀にお会いできた今、「恐ろしい子、かし子♀」の攻めの舞台を熱望している。
すげーわくわくする。
楽しい。なんだかとっても楽しい。

追記・フルアンジュール

上の貴城けい公式ファンサイトの中に、かしちゃんセレクト食べて楽しむバラ「フルアンジュール」の紹介がある。
かしちゃんの宣伝ムービー、コレほっんとツボるんだって。
めっちゃ可愛いから。えーと妙に日本語ギコチなくてあのそのだから。
とにかく必見。フルアンルージュのバナーから入れます。
楽しい。なんだかとっても楽しい。
去年の今日、かしちゃんは宙組に来てくれたわけで。
今年はもう、かしちゃんはオンナノコなわけで。

怒涛の1年。
かしちゃんもだし、宙組もだし、かしちゃんファンのかたも、そして私も。

だけど結果、宙組はしあわせだったし、かしちゃんファンも私もしあわせだったし、もちろんかしちゃんにとってもしあわせな1年だったと思うの。

かしちゃんのこれからの新しい未来に、もっともっとたくさんのしあわせがありますよう。

かしちゃん、お誕生日おめでとうございます。
期待と不安と。
正にそんなカンジ。
私は宝塚のかしちゃんしか知らない。男役のかしちゃんしか知らない。
それを愛していた、今もなお愛しているとは断言できるけど。
オンナノコのかしちゃんに対してどういう感情を抱くかなんて、そんなことは分からないもの。
だからちょっと恐かった。かしちゃんに会うのが恐かった。

5月20日、東京會舘。
貴城けい“Take off”パーティー〜新たなる飛翔(たびだち)〜

新しいファンクラブLucianaの発足式と、5月22日に控えたかしちゃんのお誕生日会を兼ねたパーティー。
女優貴城けいの第一歩。

最初はパンツスーツで登場し、ファンにお馴染みの「愛しい“Say I Love You Forever”」。
男役の香りで場内を酔わせ、そのあとお着替え。
そして現れたかしちゃんは、ピンクもピンク、超ベビー・ピンクの、全体に細かいレースがまるで人魚のように施された可愛いドレス姿。
髪もロングストレートにお直しして、きらきらのカチューシャつき。
敢えて、ものすごくオンナノコっぽいスタイルを選んで、勝負してきたんだと思う。
これが物の見事に似合っていて、お人形みたいなの。
お人形みたいなんだけど、その格好で「ぐはははは」っておっきなお口開けて笑ったり、ちょっと拗ねてみせたり、「えーん」って泣きまねしちゃったり、お目目くるくるさせてとにかくガンガン喋りまくるの。
男役なんだかオンナノコなんだか全然分かんないんだけど、なんかとてつもなくラヴリィな生きものだなあって、私はうっとりかしちゃんを見つめていたんだ。

最後の歌になった。
「ベサメ・ムーチョ」
曲名聞いたとき、吹いた。
なんでまた、ふわふわピンクのマーメイドドレスで「ベサメ・ムーチョ」なん?
わっ、分かんねーぞヲイ。

イントロになったとたん、かしちゃんの目が別人のようにスっと据わった。
そして、歌いだした。

それは、恐ろしい時間だった。
貴城けいは、自分という人間がどれだけ人を惹きつけているのかを充分に理解したうえで、容赦なくその触手を伸ばす。
フェロモンを撒き散らしながら、舐めるように目線を飛ばす。

全部分かってやっているんだ、この人。
自分の美しさも、艶やかさも、破壊力もすべて分かっていて、そしてそれを最大限につかって、相手側に攻めこむ。
男役としてではなく、オンナノコとしてでもなく、ただ貴城けいという人間として攻めこんでゆく。
彼女の手は最後に、心臓を直接狙う。
その手で心臓を鷲掴みにされた相手は、別世界に飛ばされて、もう帰ってこられない。

男役でもなく、オンナノコでもなく、貴城けいという生きものに、私は完璧に殺された。

歌い終わったかしちゃんは、なにごともなかったかのような顔をして、くるくるの大きな目で小首をかしげると、おどけた口調でこう言った。

「これから、かし子をヨロシクねっ!(はあと)」

かし子……あなたって……ほんとうに……。

恐ろしい子!(白目)
ふるふるふる……ふるふるふる……。

すみません前に進みたいのに膝に力が入らないのですが。

子馬か?自分。

生まれたての子馬か?

会場を出る参加者ひとりひとりを、かしちゃんがお見送りしてくれた。

そもそも、かしちゃんの前に行くまでも、私の足下はおぼつかなかったんだって。

あ、「心臓が口から飛び出しそう」とか言うけど、あれは大袈裟な物言いじゃないんだね。

あたしの心臓、現に口から半分ぐらい飛び出してたってば。

たっ、たぶん。

どきどきどき……どきどきどき……。

「ありがとうございます、これからもよろしくお願いします!」

かしちゃんにニッコリ微笑まれて、あたしの身体はグラリと傾いた。

そしてあたしは、子馬になった。

そう、生まれたての。

イタい、イタいぞ自分。イタすぎるけど。

しあわせだ。


余韻を噛みしめつつ、そのあと友だちと某所(コーヒーお代わり自由)(ちなみにお代わり3杯)で5時間喋り続けました。閉店とともに追い出された(笑)。お店のおねいさんごめんなさい。
詳細は後日。もうダメおやすみなさい。

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