ながあい1日と、そして最後の音と@和央ようか・花總まり東宝千秋楽・その2
2006年7月3日 宙組7月2日。たかちゃんの入りが9時半、それが終わって私たちの待つだけのながあい1日が始まった(笑)。
この日集まったのは、緑野さん、kineさん、私。正確に言うと、7時半から始まっていたんだけど、私たちの待つだけのながあい1日。
それにしても、たかちゃんが入ってからが長かった!3人ともチケットなんか持っていないんだから。
まずは喫茶店でモーニング。
とにかく和央会さんが解散する前に入らないと、日比谷中の飲食店が満席になってしまう!
これは、普段たかちゃんより早く入ったためしの無い大和悠河の入りを見ている人間には、身に沁みておりますんで。はい、昼ご飯抜きも辞せず頑張る大和ファン(笑)。
目の前に開いている店に飛び込んだのは正解で、私たちが入店した直後、小さな喫茶店は白いトレーナーであっという間に満席となった。
そして、お昼になってもモーニング(笑)。粘る粘る。
驚いたのは、私たちはともかく、白いトレーナーの人たちもかなりの数のかたが昼過ぎても店に残っていたことだ。
つまり、チケットを持っていないファンのかたたちなのだ。
辛いよね……大好きな人の、最後の舞台を観られない。
劇場に入れる人数と、たかちゃんのファンの人数を考えると、そういうかたが大勢出ざるをえないだろう。
そして、ここに来られない人だっている。
現に、たかハナ大好きである仲間の「み」さんだって、どんなにこの日を見届けたかったことだろう。
この場に来ることが叶わなかった「み」さんや、そして、たくさんのたかちゃんやハナちゃんのファンのかた。
今、ここにいられるだけで、私たちは幸せなんだ。
朝のたかちゃんの笑顔を思い出しながら、それを考えていた。
公演も始まった頃、昼食のため店を移る。
本公演の終演が16時半過ぎ、サヨナラショーが30分として、ご挨拶がえーとえーと……やっぱ、ながあい1日だってば。
その間にも、劇場前は場所取りをする一般ギャラリーで、どんどん埋まりつつあった。
土日は雨という予報は見事に外れ、前楽も大楽も天気は大崩れしなかった。
ただ、この大楽公演中だけ、ちょっと雨模様になったのだ。
雨の中、傘をさして歩道にギャラリーが陣取っている。
みんな、たかハナの最後を、一目でも見届けたいのだ。
私たちはてゆーと、ユウガ(ん?)に昼食。食ってばっか(笑)。
食い飽き、喋り飽きた私たち。緑野さんとkineさんは、さっそく「どうぶつの森」開始。
緑野こあら日記参照、流行っているのですよ内輪で、「ぶつ森」。
でも私、ゲーム全然やらないから。ヲタクはヲタクでも純正演劇ヲタクなもので、ヲタクの王道「ゲーム」「コミック」「アニメ」といったものにはめちゃ疎いの。
横で見ているぶんにはおもしろいんだけど。だって、人の村から簡単にフルーツ取ってきて、それ売ってお金儲けだよ?いいなあ、そんなんで生活したい(笑)。
私はその日のうちに書き上げねばならぬものがあったので、ちまちま手をつけていた。
横耳に緑野さんとkineさんの会話が聞こえてくる。
「……ヤマト」
「なにっ、大和がどーしたなになになに?!」
「違うっ。宇宙戦艦ヤマトだって!」
(なんだ、がっかり)(しかし、なんで「ぶつ森」で宇宙戦艦ヤマトだったんだろー?)
「ヤマ……ユーガ……」
「なになにっ、大和悠河っ??!!はい?」
「もおうっ、ちーがーうー!ヤ・マ・マ・ユ・ガっ!」
(ふたたびがっかり)(なんでも、そのヤママユガてゆー蛾を採ると、高く売れるらしい)(いいなあ、そんなんで生活したい)(笑)
そんなこんなで粘り続け(お店のかたごめんなさい)、外に出たのは17時半頃。
雨は上がっていた。たかハナの「ある愛の『奇跡』」だ、マジで。
ここでサトリちゃんも合流し、退団者の出を待つ。
それにしても、18時を回っても、誰も劇場から出てこない。
いったい、カーテンコールはどんなことになってるんだ?
そして、結局。
私は退団者の出は、見られなかった。
近くで、音だけ聞いた。
最初に出たのはまりこちゃん、そしてさくP、たけちゃん、きゃみさんだよね。拍手と歓声が聞こえる。
舞台で輝いていた、あなたたちを忘れない。
ありがとう。
20時。
歓声が一段と高くなる。
ハナちゃんの出なのだろう。
ムラで見ることができた、小さな小さなハナちゃんの袴姿を思った。
ほんとうに小さな女の子。ニコニコと頭を下げ、何のイベントも無く、普通の国産車で大劇場をあとにしたハナちゃん。
その姿に、泣けて泣けてどうしようもなかった。
今日は見ることはできないけれど。
ハナちゃんありがとう、ほんとうにありがとう。
そして。
ゴオっという音に、あたりが包まれた。
20時10分。
ああ、たかちゃんだ、たかちゃんが出てきたんだ。
いろんな声が入り混じって、和央会さんの掛け声も、はっきりとは聞き取れない。
私にとって最後のたかちゃんは、だから、あの悲鳴のようなあたりを包んだ音だ。
ゴオっという、サヨナラの涙とありがとうって感謝が入り混じった、凄まじい叫びの音だ。
それが最後だとしても、それでも。
あの場で感じた空気。
そして聞いた、あの音が。
哀しくせつない、だけどしあわせな。
たぶん一生消えない記憶となって、私の中に残るのだろう。
たかちゃんありがとう。
大好きな、私のトップスター。
この日集まったのは、緑野さん、kineさん、私。正確に言うと、7時半から始まっていたんだけど、私たちの待つだけのながあい1日。
それにしても、たかちゃんが入ってからが長かった!3人ともチケットなんか持っていないんだから。
まずは喫茶店でモーニング。
とにかく和央会さんが解散する前に入らないと、日比谷中の飲食店が満席になってしまう!
これは、普段たかちゃんより早く入ったためしの無い大和悠河の入りを見ている人間には、身に沁みておりますんで。はい、昼ご飯抜きも辞せず頑張る大和ファン(笑)。
目の前に開いている店に飛び込んだのは正解で、私たちが入店した直後、小さな喫茶店は白いトレーナーであっという間に満席となった。
そして、お昼になってもモーニング(笑)。粘る粘る。
驚いたのは、私たちはともかく、白いトレーナーの人たちもかなりの数のかたが昼過ぎても店に残っていたことだ。
つまり、チケットを持っていないファンのかたたちなのだ。
辛いよね……大好きな人の、最後の舞台を観られない。
劇場に入れる人数と、たかちゃんのファンの人数を考えると、そういうかたが大勢出ざるをえないだろう。
そして、ここに来られない人だっている。
現に、たかハナ大好きである仲間の「み」さんだって、どんなにこの日を見届けたかったことだろう。
この場に来ることが叶わなかった「み」さんや、そして、たくさんのたかちゃんやハナちゃんのファンのかた。
今、ここにいられるだけで、私たちは幸せなんだ。
朝のたかちゃんの笑顔を思い出しながら、それを考えていた。
公演も始まった頃、昼食のため店を移る。
本公演の終演が16時半過ぎ、サヨナラショーが30分として、ご挨拶がえーとえーと……やっぱ、ながあい1日だってば。
その間にも、劇場前は場所取りをする一般ギャラリーで、どんどん埋まりつつあった。
土日は雨という予報は見事に外れ、前楽も大楽も天気は大崩れしなかった。
ただ、この大楽公演中だけ、ちょっと雨模様になったのだ。
雨の中、傘をさして歩道にギャラリーが陣取っている。
みんな、たかハナの最後を、一目でも見届けたいのだ。
私たちはてゆーと、ユウガ(ん?)に昼食。食ってばっか(笑)。
食い飽き、喋り飽きた私たち。緑野さんとkineさんは、さっそく「どうぶつの森」開始。
緑野こあら日記参照、流行っているのですよ内輪で、「ぶつ森」。
でも私、ゲーム全然やらないから。ヲタクはヲタクでも純正演劇ヲタクなもので、ヲタクの王道「ゲーム」「コミック」「アニメ」といったものにはめちゃ疎いの。
横で見ているぶんにはおもしろいんだけど。だって、人の村から簡単にフルーツ取ってきて、それ売ってお金儲けだよ?いいなあ、そんなんで生活したい(笑)。
私はその日のうちに書き上げねばならぬものがあったので、ちまちま手をつけていた。
横耳に緑野さんとkineさんの会話が聞こえてくる。
「……ヤマト」
「なにっ、大和がどーしたなになになに?!」
「違うっ。宇宙戦艦ヤマトだって!」
(なんだ、がっかり)(しかし、なんで「ぶつ森」で宇宙戦艦ヤマトだったんだろー?)
「ヤマ……ユーガ……」
「なになにっ、大和悠河っ??!!はい?」
「もおうっ、ちーがーうー!ヤ・マ・マ・ユ・ガっ!」
(ふたたびがっかり)(なんでも、そのヤママユガてゆー蛾を採ると、高く売れるらしい)(いいなあ、そんなんで生活したい)(笑)
そんなこんなで粘り続け(お店のかたごめんなさい)、外に出たのは17時半頃。
雨は上がっていた。たかハナの「ある愛の『奇跡』」だ、マジで。
ここでサトリちゃんも合流し、退団者の出を待つ。
それにしても、18時を回っても、誰も劇場から出てこない。
いったい、カーテンコールはどんなことになってるんだ?
そして、結局。
私は退団者の出は、見られなかった。
近くで、音だけ聞いた。
最初に出たのはまりこちゃん、そしてさくP、たけちゃん、きゃみさんだよね。拍手と歓声が聞こえる。
舞台で輝いていた、あなたたちを忘れない。
ありがとう。
20時。
歓声が一段と高くなる。
ハナちゃんの出なのだろう。
ムラで見ることができた、小さな小さなハナちゃんの袴姿を思った。
ほんとうに小さな女の子。ニコニコと頭を下げ、何のイベントも無く、普通の国産車で大劇場をあとにしたハナちゃん。
その姿に、泣けて泣けてどうしようもなかった。
今日は見ることはできないけれど。
ハナちゃんありがとう、ほんとうにありがとう。
そして。
ゴオっという音に、あたりが包まれた。
20時10分。
ああ、たかちゃんだ、たかちゃんが出てきたんだ。
いろんな声が入り混じって、和央会さんの掛け声も、はっきりとは聞き取れない。
私にとって最後のたかちゃんは、だから、あの悲鳴のようなあたりを包んだ音だ。
ゴオっという、サヨナラの涙とありがとうって感謝が入り混じった、凄まじい叫びの音だ。
それが最後だとしても、それでも。
あの場で感じた空気。
そして聞いた、あの音が。
哀しくせつない、だけどしあわせな。
たぶん一生消えない記憶となって、私の中に残るのだろう。
たかちゃんありがとう。
大好きな、私のトップスター。
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