9月16日、貴城けいコンサート『I have a dream』サンシャイン劇場初日、いってまいりました。

……なんのブラックジョークかと思った。
一幕。次々に現れては散っていく、志半ばにして生涯を終えた歴史上の人物たち。
それでも彼らは夢を持って生きた、生きようとした。
言いたいことは解らなくもないけど、や、それにしても(ぽか〜ん)。
とほほな構成、とほほなセット、中村暁出てこいっ!(怒)
だけどね。

かしちゃんがキラキラ輝いているから、るいちゃんの笑顔がしあわせそうだから。
それがすべてだ。

二幕。一幕に散った人たちの志を受け継いだかしちゃんが、その夢と愛を歌い上げていく。
その演出意図が成功しているかどうかは別として。
別としてね。

かしちゃんがキラキラ輝いているから、るいちゃんの笑顔がしあわせそうだから。
それがすべてだ。

「まだまだ終わりはこないのだ!」
これ、言わずと知れた『Across』千秋楽、場所も同じくサンシャインでの、わたるさんの名言だけど。
かしちゃんは走り続けている。そう、まだまだ終わりはこないのだ。今は道の途中だ。

かしちゃんの夢は志半ばでは終わらない。かしちゃんが終わらせないに決まっている。ゴールの日まで。私は泣かない。

走り続けるかしちゃんと、一緒に走るかしちゃんファンの、さらにその後ろからだけど。
私も走ろう。私は泣かない。
まだまだ終わりはこないのだから。

「伝えたいことは」

何回も続いたカーテンコールの、最後にかしちゃんは言った。

「私も人間ですので(笑)、弱いときもあります。
皆さんが思っているような……そんなに私、強くないです」

「でも、みんながいてくれてっ!みんながいてくれてっ!!」
かしちゃんはすっごい大きな声で、「みんなが!」って2回叫んだ。

「今、前に向かって、夢に向かって進んでいける」

「勇気をみんなからいただきました!」

違うよ、前に進む勇気を私たちにくれたのは、かしちゃんあなただよ。

私も進もう。私は泣かない。
かしちゃんの夢に、まだまだ終わりはこないのだから。


あ、緑野さん。私、みっちゃんのドリアン・グレイで観てみたかったですけど。だってえ、どんな力業になるのかと(笑)。

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