そうなの。夢じゃなかったの。

あたしは天使を見たの。

美しい美しい、天使を見たの。

3月30日、今日はかしちゃんが東宝月組ご観劇だったそうです。
それを聞いて、転がるように日比谷に飛びました。
なんとかギリギリ終演に間に合いました。

仕事……はて?
私は脆弱な体質なのです、げほっげほっ。
急にお腹が痛くなったり頭が痛くなったりするのです、ヨロヨロ。

どうにか行くことができた私は、しあわせだったと思います。
話を聞いても、それが叶わない事情のかたは、たくさんいただろうから。

終演後30分ほど経った頃でしょうか。
かしちゃんが楽屋口から出ていらっしゃいました。

あのね。

天使。

まぢ、天使だから。

すっごいすっごいかあわいいの。

あたしの前に、天使が舞い降りたの。
夢じゃなかったの。
だけど、夢でもいいと思った。

これが夢で、そして永遠に醒めないのなら、それでもいいと思った。

ハーフパンツからのぞくオミアシが、めちゃめちゃ細くて。

それでね、かしちゃんたらニコニコ笑いながら、なぜかバッグを後ろ手に持ってプラプラさせてるの(崩壊)。

鬼ですか?

あたしを殺す気ですか?

ありえん、あんなかあわいい生きものありえんだろっ?!(むしろ怒る)

なんであんなにかあわああいいいいんだよう?!(次に泣く)

うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!(そして笑う)

や、解ってるんです。
私が心酔しているのは、男役貴城けいであるということ。
それも、宙組トップとして、極みに立った姿であるということ。

今日見たかしちゃんは、オンナノコだった。
私にはそう見えた。
かあわいくてかあわいくて崩壊したけどね、ただ、男役貴城けいとはちょっと違ったかもしれない。

それでも、舞台というものは、まず第一に人間性が出るから。
あれだけの舞台姿を見せてくれた人だ。
オナゴ貴城けいも、違うキモチでかもしれないけれど、やっぱり好きだと思う。
うん、違うキモチでかもしれないけれど。
たぶん、お布団かけてくれないし、変身してくれないし(笑)。

でも、オエップの口、してくれるかなあ?!(ちょー期待!)

今日の公演は、麻子ちゃんにゆーひちゃん、同期愛溢れるアドリブがいっぱいだったそうです。
私、今日観劇はしていないから、詳細は月組ファンのかたにお尋ねくださいませ。ごめんなさい。
あ、もし私に詳細を教えてくださろうというご親切なかたがいらっしゃいましたら、タレ込み切にお願い申し上げます(笑)。

かしちゃんが遠くに消えてね。
ゴジラの前にある大きな桜の木の、蕾が綻んでいるのが、目に飛び込んできた。

あの日は、冬だった。
2月12日。かしちゃんの腕の中で咲いていた桜。
その清廉な花は、清廉なかしちゃんにふさわしく、輝く彼と、彼の腕に抱かれた桜は、見るものすべてを圧倒した。

こんなにも気高いうちのトップさんを、たとえ陰からでも見送ることができた。
それは私の、一生の誇りだ。

今日。天使と一緒に、桜も綻んでいた。

春なんだね。

春が来たんだね。

天使と一緒に、春が舞い降りたんだね。

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