瞳子ちゃん、あすかちゃん、トップコンビ大劇場お披露目おめでとうございます。

安蘭けいが演じる脚本の中には、もしかしたらハズレもある……のかも、かもしれない。
だが。
安蘭けいの演じるオトコに、ハズレはない。

瞳子ちゃんの力業勝ち。

『さくら』−妖しいまでに美しいおまえ−
あのね、なんでこのタイトルで、あのポスターで、ああなるわけ?!説明してくれよ。
『シークレット・ハンター』−この世で、俺に盗めぬものはない−
べっ、ベタな……オチが最初から見えるんですが。しかも話とっ散らかりすぎ。

だけど、おもしろい。

安蘭けいの演じるオトコが、どの場面も、どの人物も、とてつもなく魅力的だから。
彼の芝居は、本当にハズレがない。絶対にハズさない。

あすかちゃんはひとりでも立っていられる人。
それでいて、相手に寄り添うことができる人。
かあわあいいっ!

そしていつも暑苦しい星組子たちは、今回カリブの太陽よりも(あ、行ったことないですけど、カリブ)(笑)暑苦しくて。
ほっんと好きだよ、この人たち。

2007年3月23日。
初日のご挨拶をする瞳子ちゃんは、泣いていた。
そして、その後ろでしいちゃんが、泣いていた。

しいちゃんは泣かない人だ。
「笑顔でいる」ことを、常に自分に課しているようにも見える。
泣きそうになっても、こわばった、張りついたような顔で、無理やりにでも笑う。
そういう、しいちゃんの強くあろうとする姿が好きだ。

そのしいちゃんが、泣いていた。
大きな瞳から、ずっと涙をボロボロ流していた。
両手に持ったシャンシャンで涙が拭えず、ただもう流れるままに。そんなしいちゃんをじゅんこさんが優しく小突き、それに照れ笑いを見せて。
それでもしいちゃんは、涙を流し続けていた。

瞳子ちゃんの晴れの日を祝福する、涙。
そこに立つ、しいちゃんの思い。

しいちゃんが好きです。

個人的ツボ。
・涼さんの桃太郎おもしろすぎ。
・涼さんの「ぽっきり〜!ぽっきり〜!」おもしろすぎ。
・涼さん、あっという間に酔っぱらいすぎ。お酒弱すぎ。
・五人囃子でいちばん顔芝居してるのは、もちろん(なのか?)直樹じゅんくん。スッバラシー!byグラバーさん
・直樹くん、殆ど二の線捨ててます。しーらんとか、やっぱどこか捨てきれてないよーに見えるもの。
・ただし、若手男役としてどっちが正しいのかは分からん。
・ちーくんの画家、ぎりーのリーゼント、ぎんがみの髭!(それだけでツボったらしい)
・絶対怪しい宗教の勧誘員にしか見えないあかしの神父、対するドイちゃん神父は口減らしに僧院に出された貧しい子沢山な家庭の末っ子、まだまだ見習い小坊主で、いつもあかしにいいように使われているに違いない。
・あの縦笛!!(爆)ひーーー、腹イテエ。
・ゆかりはシレっとした顔で、絶対笛なんか吹いてないね!で、苦労人あまおっちが「ったく、ゆかりは……」とボヤきながら、ふたり分吹いてるに決まっている。
・本気にしないように(しません)。ゆかりも吹いてます。
・クンバンクンバンクンバンチェロッ!と、くるくる踊りまくるちえちゃんの横で、ポーズとる(だけの)瞳子ちゃん。
・汝鳥さんのフィナーレお衣装は、かなりの罰ゲーム。
・さらに2ステップときたら、もう本格的な罰ゲーム。
・緑野さんの「鼻の君」@初舞台生は、表情が豊かで、どこにいても目立つ。
・初舞台生のみなさん、おめでとうございます!!

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