『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』大阪千秋楽おめでとうございます。

初日に舞台に立つかしちゃんを観たら、私は胸がいっぱいになって絶対に泣くと思っていた。
しかし、意外にも泣かなかった。
全く新しいものを観る、その情報の咀嚼に自分が手一杯だったこともあると思う。
かしちゃんご自身、出演者のみなさんご自身が、この新しい試みに手探りからのスタートだったということもあると思う。

大阪千秋楽。
かしちゃんが登場した瞬間、劇場の空気がうねった。
真ん中に立つかしちゃんから、静かな、蒼い炎のような気が発せられていた。
その炎のうねりは、渦となって客席に押し寄せ。
それは客席を呑み、やがて劇場を包み。

貴城けいの存在が。

その場すべてを支配した。

蒼い炎に、劇場が焼かれてゆく。
かしちゃんのうねりに呑まれ、炎に溺れ。
私はただ、泣いていた。

ただ、泣いていた。

この炎に焼かれ、もし命を落とさざるを得ないのだとしても。
私はそれで本望だ。

拮抗するのは段治郎丈。力と力のぶつかり合い。
支える笑也丈、吉野さん。寄り添う季帆ちゃん、ANZAちゃん。
それからカンパニーのみなさん。

しあわせな時間だっだ。


細かい感想は、またいずれ。
コムファンのmaさん、えりこファンのデイジーちゃん。
かし子ちゃんの初舞台を祝って劇場に駆けつけてくれた我が友!楽しい時間をありがとうございました。(裏トークがねっ、楽しかったよねっ!笑)(小声)

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