初日を観てから一週間。
手が止まってしまった。どう書いたらいいんだろう。

このままじゃ先に進めないので、とにかく初日に感じたことを。
(この一週間にステキなこといっぱいあったのっ!)(私は基本的に楽しいことを書きたいのっ!)

じぇんぬさん個人に対して、なにかを言うつもりはありません。
彼らは与えられたことを演るんだから。与えられた以上、演るしかないんだから。そして、その結果を見せてくれるんだから。
文章が上手くないので、その部分の本意が伝わらないことを恐れています。分かっていただけるでしょうか。

轟さんは、好きなじぇんぬさんです。
雪組の頃も、そして今も。
トップを二人と定義して公演を行う、いわゆる轟さん降臨公演にいろいろな意見が出るのは分かります。そもそもトップというものは、一人であることが前提のはずですから。
でも私は、単純にその組と轟さんの化学反応が楽しかった。
今までは。

それは「トップ二人」での公演だったからです。
トップ同士がガチンコで勝負する。その下で組子が新しい風を感じて変化を見せてくれる。それは意味のあることだと。

少なくとも今までの降臨公演を、私はそう捉えてきました。

だから今回も、そう思って楽しみにしていました。
ほんとうに楽しみだった。

なのに。
今回の公演に関しては、組トップが完璧に二番手の扱いになっているのです。芝居も、ショーも、完璧に。
いくらなんでも、これはおかしいじゃないですか。
こんなやり方って、今までなかった。組トップも、轟さんと並ぶトップとして対等に扱われてきたはずです。

劇団が今回そういうやり方をしているということです。轟さんが悪いとは思っていません。轟さんは演出家でもプロデューサーでもないんだから。生徒さんなんだから。
クドイようですが、轟さん個人をどうこう言うつもりは一切ありません。

劇団が「主演男役」と定め、それを任せたはずの人を、なぜ劇団自らが二番手扱いにするのですか。その点が、まったく理解できません。

芝居は、轟さんと汝鳥さんの愛の物語でした。マッカーサーはかっこいい。ですが、あまりにも比重が軽すぎる。
ショーの開演アナウンスも轟さんで、お衣装にも差をつけられ、フィナーレで芯を取ることもなく、これが組トップに対する劇団の扱いです。

劇団は、なにを考えているのですか。

これは劇団が自分たちで決めた「主演男役」制度に対する冒涜でしかない。
劇団のやり方に、激しく疑問を感じます。


後ろ向きな言い方は、最後にしたいと思います。

みんな全力で、休演のウメちゃんの分も含め、真っ直ぐに公演に取り組んでいる。その気持ちは痛いほど伝わってきました。

轟さんも、汝鳥さんも、宙組のみんなも。

みんなみんな大好きです。

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