前楽と大楽@『黎明の風/Passion愛の旅』東宝千秋楽・その5
2008年5月22日 宙組先に少し書いたが、今回の東宝では前楽も、そして大楽でもアドリブらしいアドリブは殆どなかったのだ。
扱われている時代が時代だけに、物語の関係者もたくさん現存していらっしゃる。そちらに対する配慮ではという声もあったし、ほんとうにそうだったのかもしれないが、最後の最後に原点に返ったような舞台を観られて一層感動が増す思いがした。
形は原点であっても、初日とはまるで違う舞台だったから。
舞台は進化するのだということを、まざまざと目の当たりにして、あらためて出演者たちに敬服させられた。
前楽アドリブは、通常公演アドリブの範囲内。
酔っぱらい@きみちゃんの「ギブミー炭酸せんべい!」に、上手MP@かっしぃが炭酸せんべいを取り出す。
客席やオケピに「食べる?」って勧めたあと、物欲しげにしていた(笑)日本人@こおまいに進呈。
ここのかっしぃは「ギブミー酢こんぶ!」で酢こんぶ(「中野の都こんぶ」か「黎明の白洲こんぶ」かは不明)(笑)出したり、くちゃくちゃチューインガム噛んでたり、そうじゃなくてもブツブツなんか呟いてたり、いろいろやってくれてたなあ。
背広の男@珠洲さんとビジネスガール@桜子ちゃんのボーナスアドリブでは、ついにビジネスガールにもボーナス?!
えーと、ボーナスアドリブは溜まってるから、後でまとめて書くっ!(いまさらニーズあるのか?)(ま、少なくとも 自 分 に は ある)
将校クラブも羽田空港もちょっとしたお遊びはあったけど、ほんと通常の範囲内。
前楽が終わり、大休憩。
このとき「たかちゃんが楽屋に入った」との情報が。
たかちゃん、来てくれたんだ……。嬉しかったです。
ムラの大楽は、アドリブ大会だったわけで。
東宝大楽もそうくるかと思っていたが、脚本に忠実に舞台は進んでいった。
ムラ大楽替え歌コーナー、水兵さん@みー大ちーカチャの♪宝塚は水曜休み 月月火木金土日♪も、酔っぱらいの♪とんとんとんからりと隣組♪も、東宝では無し。
ボーナスも最初の、ほんとうに原点のパターン。頬っぺたツンツンさえやらなかった。
熊澤天皇のところで、こおまいが赤青のカラフルなヨーヨー?なにあれ?そんなのは持っていたが。で、「爆弾?これ爆弾?!(怯)」とかなんとか(笑)。
ブギの女@みきちゃんには、登場にも歌い終わりにも、大きな拍手が。
近藤文男@まりえさんへの羽田空港での花も無し。ムラでは記者チームや日本人チームが、近藤さんの胸ポケットに一輪ずつ花を挿していたけれど。
花は無くても、白洲次郎@轟さんの餞の台詞に、舞台の進行が中断するほどの大きな大きな拍手が。
そしてちぎちゃんの反則泣きっ!(笑)(千秋楽編その2)
ちゃみの出番も、宙組の仲間愛に包まれて。(千秋楽編その3)
あれだけは、ムラと同じくあった。ラストの大合唱、テレビャンコ@タマちゃん、熊澤天皇@夏くんの、セリ下がり無し(笑)。
いつもみたいに上下(カミシモ)から二人が真ん中に出てきて、いつもみたいにセリ下がる……と、下がらない。あれ?あれれ?
テレビャンコと熊澤天皇は仲良く腕組みをして階段の中央に上り、大合唱に加わる。
このアドリブだけは、あって欲しかった。
この大合唱はラストシーンに出ていない人も含めて、出演者全員での大合唱、平和への祈りなのだと、私は捉えている。
その場にいない仲間たちの代表として、最後はテレビャンコも熊澤天皇も加わるのだと。
いっそねえ、背広の男もビジネスガールも酔っぱらいも日本兵も、大楽だけは組子全員出して欲しいぐらいだったけど(真顔)。
芝居が終わって、もうボロっボロ。私、泣き続けていたから(笑)。
って、集まった仲間みんなして、ボロっボロに泣き崩れたのがバレバレの顔だったわけだが(笑)。
ムラの初日は、たしか激怒していたような?(首かしげ)
組子の出番が少なすぎるっ、出てる人だって立ってるだけじゃんかっ!
石田~~~っ!出てこいっ!みたいな。
少ない出番でも、台詞の無い場でも、与えられた時間を「その人物」として最大限に生きる。一人一人のその力が合わさって、さらに大きな力となって、どんどん舞台が埋まってゆく。
当たり前のことではあるが、役者というものの偉大さを、あらためて思い知らされた。
そして、いい脚本だったよね。組子の出番は少なかったが(シツコイ)、物語としてすばらしい脚本だと今は思っている。
ショーも大好きになった。
や、最初は呆然としたのだけれど(笑)。ここまでトップが二番手扱いの轟さん特出って、前例ないから。
でも、轟さんが出てくださったことが宙組の財産になると、それを確信できる、いい形のショーになった。宙組ファンは、そう感じているんじゃないだろうか。
開演アナウンス?んなの、もうどっちでもいい。最後までこれをグダグダ言っていたのは、むしろ部外者……宙組を殆ど観ない人たちだったのではないかと思う。
だって、大和悠河はまぎれもなくトップスターだったから。
大和さんも、組子も、そして轟さんも、お互いがお互いにいい影響を与え合った。
そして轟さんがいても、大和さんはトップとしての役割を見事に果たした。
お衣装に差をつけられていようと、構成上いろいろあろうと、それに関係なく先輩である轟さんと対峙し、確固たるトップスターとして舞台に存在していたのだ。
この事実だけで、私は充分に満足したから。
オープニングで、まりえさんとちゃみの胸に、みきちゃんのグローブに花が。
砂漠の薔薇のまりえさん登場に、大きな拍手が。
ロケットが大好きという、ちゃみのダルマの胸に花が。
エトワールのみきちゃんに、大きな拍手が。
最後のパレードでも、退団者三人には花が。
この千秋楽の花は、やはり胸に迫るものがある。
いつの公演でも言われることだが、今回も汝鳥さん、轟さん、まりえさん、みきちゃん、ちゃみが揃った宙組公演は、この日が最後となる。
この宙組を心に焼き付けたいと、私は必死に舞台を見つめ続けていた。
(その割に泣きすぎだからっ)(前、見えなくなるだろがっ)
扱われている時代が時代だけに、物語の関係者もたくさん現存していらっしゃる。そちらに対する配慮ではという声もあったし、ほんとうにそうだったのかもしれないが、最後の最後に原点に返ったような舞台を観られて一層感動が増す思いがした。
形は原点であっても、初日とはまるで違う舞台だったから。
舞台は進化するのだということを、まざまざと目の当たりにして、あらためて出演者たちに敬服させられた。
前楽アドリブは、通常公演アドリブの範囲内。
酔っぱらい@きみちゃんの「ギブミー炭酸せんべい!」に、上手MP@かっしぃが炭酸せんべいを取り出す。
客席やオケピに「食べる?」って勧めたあと、物欲しげにしていた(笑)日本人@こおまいに進呈。
ここのかっしぃは「ギブミー酢こんぶ!」で酢こんぶ(「中野の都こんぶ」か「黎明の白洲こんぶ」かは不明)(笑)出したり、くちゃくちゃチューインガム噛んでたり、そうじゃなくてもブツブツなんか呟いてたり、いろいろやってくれてたなあ。
背広の男@珠洲さんとビジネスガール@桜子ちゃんのボーナスアドリブでは、ついにビジネスガールにもボーナス?!
えーと、ボーナスアドリブは溜まってるから、後でまとめて書くっ!(いまさらニーズあるのか?)(ま、少なくとも 自 分 に は ある)
将校クラブも羽田空港もちょっとしたお遊びはあったけど、ほんと通常の範囲内。
前楽が終わり、大休憩。
このとき「たかちゃんが楽屋に入った」との情報が。
たかちゃん、来てくれたんだ……。嬉しかったです。
ムラの大楽は、アドリブ大会だったわけで。
東宝大楽もそうくるかと思っていたが、脚本に忠実に舞台は進んでいった。
ムラ大楽替え歌コーナー、水兵さん@みー大ちーカチャの♪宝塚は水曜休み 月月火木金土日♪も、酔っぱらいの♪とんとんとんからりと隣組♪も、東宝では無し。
ボーナスも最初の、ほんとうに原点のパターン。頬っぺたツンツンさえやらなかった。
熊澤天皇のところで、こおまいが赤青のカラフルなヨーヨー?なにあれ?そんなのは持っていたが。で、「爆弾?これ爆弾?!(怯)」とかなんとか(笑)。
ブギの女@みきちゃんには、登場にも歌い終わりにも、大きな拍手が。
近藤文男@まりえさんへの羽田空港での花も無し。ムラでは記者チームや日本人チームが、近藤さんの胸ポケットに一輪ずつ花を挿していたけれど。
花は無くても、白洲次郎@轟さんの餞の台詞に、舞台の進行が中断するほどの大きな大きな拍手が。
そしてちぎちゃんの反則泣きっ!(笑)(千秋楽編その2)
ちゃみの出番も、宙組の仲間愛に包まれて。(千秋楽編その3)
あれだけは、ムラと同じくあった。ラストの大合唱、テレビャンコ@タマちゃん、熊澤天皇@夏くんの、セリ下がり無し(笑)。
いつもみたいに上下(カミシモ)から二人が真ん中に出てきて、いつもみたいにセリ下がる……と、下がらない。あれ?あれれ?
テレビャンコと熊澤天皇は仲良く腕組みをして階段の中央に上り、大合唱に加わる。
このアドリブだけは、あって欲しかった。
この大合唱はラストシーンに出ていない人も含めて、出演者全員での大合唱、平和への祈りなのだと、私は捉えている。
その場にいない仲間たちの代表として、最後はテレビャンコも熊澤天皇も加わるのだと。
いっそねえ、背広の男もビジネスガールも酔っぱらいも日本兵も、大楽だけは組子全員出して欲しいぐらいだったけど(真顔)。
芝居が終わって、もうボロっボロ。私、泣き続けていたから(笑)。
って、集まった仲間みんなして、ボロっボロに泣き崩れたのがバレバレの顔だったわけだが(笑)。
ムラの初日は、たしか激怒していたような?(首かしげ)
組子の出番が少なすぎるっ、出てる人だって立ってるだけじゃんかっ!
石田~~~っ!出てこいっ!みたいな。
少ない出番でも、台詞の無い場でも、与えられた時間を「その人物」として最大限に生きる。一人一人のその力が合わさって、さらに大きな力となって、どんどん舞台が埋まってゆく。
当たり前のことではあるが、役者というものの偉大さを、あらためて思い知らされた。
そして、いい脚本だったよね。組子の出番は少なかったが(シツコイ)、物語としてすばらしい脚本だと今は思っている。
ショーも大好きになった。
や、最初は呆然としたのだけれど(笑)。ここまでトップが二番手扱いの轟さん特出って、前例ないから。
でも、轟さんが出てくださったことが宙組の財産になると、それを確信できる、いい形のショーになった。宙組ファンは、そう感じているんじゃないだろうか。
開演アナウンス?んなの、もうどっちでもいい。最後までこれをグダグダ言っていたのは、むしろ部外者……宙組を殆ど観ない人たちだったのではないかと思う。
だって、大和悠河はまぎれもなくトップスターだったから。
大和さんも、組子も、そして轟さんも、お互いがお互いにいい影響を与え合った。
そして轟さんがいても、大和さんはトップとしての役割を見事に果たした。
お衣装に差をつけられていようと、構成上いろいろあろうと、それに関係なく先輩である轟さんと対峙し、確固たるトップスターとして舞台に存在していたのだ。
この事実だけで、私は充分に満足したから。
オープニングで、まりえさんとちゃみの胸に、みきちゃんのグローブに花が。
砂漠の薔薇のまりえさん登場に、大きな拍手が。
ロケットが大好きという、ちゃみのダルマの胸に花が。
エトワールのみきちゃんに、大きな拍手が。
最後のパレードでも、退団者三人には花が。
この千秋楽の花は、やはり胸に迫るものがある。
いつの公演でも言われることだが、今回も汝鳥さん、轟さん、まりえさん、みきちゃん、ちゃみが揃った宙組公演は、この日が最後となる。
この宙組を心に焼き付けたいと、私は必死に舞台を見つめ続けていた。
(その割に泣きすぎだからっ)(前、見えなくなるだろがっ)
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