東宝GWすぺさる、最終日の5月6日は再びみっちゃんの登場でした。司会は引き続きみきちゃん。

「それでは、本日のゲスト……ブレストンさん、どうぞ!」
あれ?北翔海莉さんじゃないんだ(笑)。

「ニッポンノ皆サァン!オ元気デスカァァァ?!ワタシハ、激シク、元気デェェェス!」
親日派で、戦前は日本に語学将校として赴任していたとも聞くブレストン大佐だが、その割には恐ろしく怪しい日本語である。
この喋りって「イーコソ!ヨラッシャイマシタァ!」で有名な、同期のグラバーさん@ちやちゃんから伝授されたとしか思えないっ。

しかもブレストン大佐、手にはクレープ持ってるし。
「コレハ今、二階ノ売店デ買ッテキタ、くれーぷデェス!」

これには、布石がある。
前回のご挨拶(GWすぺさるその3)で公演デザートを宣伝し、なんとそれを完売させてしまったみっちゃん。
喜んだ二階売店さんは、みっちゃんに御礼参りをしたという。
「北翔さんの宣伝のおかげで公演デザートが完売となり、ありがとうございました」と、売店のクレープを手土産に。
それを受け取りながらみっちゃん、「って、次回の挨拶では、これを宣伝しろと?(笑)」

律儀なんだか、ちょうどいいネタが転がってきたと思ったんだかは分からないが(笑)、ほんとうにみっちゃんは二回目のこの日のご挨拶で、そのクレープの宣伝をはじめたのですよ。

「イチィィゴォ……No,no,no!……Strawberry!(にっこり) Choco banana!(にっこり) Rare cheese!(さらににっこり) ノ、3種類デェス!
たからじぇんぬモ大絶賛ノくれーぷデスノデ、皆サン買ッテネ~~~!」

次にみきちゃんが「昨日の回では蘭寿とむ男さんがお歌をご披露してくださったのですが、ブレストンさんは?!」と振る。
前日の蘭とむちゃん二回目のご挨拶では、「一番!大阪市からあ〜来ましたあ~!蘭寿とむ男ですぅ~~!」と、ギターを抱えた怪しい東北弁?の大阪人蘭寿とむ男さんなる方が、のど自慢に挑戦したらすィ。
(そこへ轟さんが、「辰美さん、会議の時間だ!」と乱入。蘭寿とむ男さんだか辰美さんだかよく分からないうちに、ご挨拶終了)

「デハ、ニッポンノ親友、Mr.タツミニ教エテモラッタ歌ヲ……one,two!」

♪赤イィィappleニィ 唇寄セテェェェ 黙ッテlook!イルゥ 青イィィsky♪

……みっちゃん、歌ウマっ!!(驚愕)

赤イィィappleも大概だが(笑)、なんせみっちゃんの歌が上手すぎて、それが一層トホホ感を増幅させているという。
こんなときにも無駄に歌ウマさんすぎるみっちゃんてばステキ。
と、ここで上手から突然、大和さんモトイ、マッカーサー元帥登場!

♪appleハ何モ言ワナイケレドォォ appleノheartハァァ ヨク解ルゥゥゥ♪

ブレストン大佐の怪しい歌に乗せて、華麗なる?ステップを披露するマッカーサー元帥。
サササっとdanceingし、歌が終わるとサラっと退場。

元帥の登場ですっかり場を持っていかれたブレストン大佐は、両手を挙げて哀しく?叫ぶ。

「コンナこーなーダッタンデスカッッッ?!!!」

「それはさておきまして、この公演に対する意気込みをお聞かせいただきたいのですが」
みきちゃんも無茶振りするな(笑)。

「今回の公演は、昭和の戦後を描いています。この時代は、宝塚歌劇も上演が禁止されておりました。
しかし小林一三先生と白洲次郎さんがGHQに乗り込んで、マッカーサー元帥と交渉し、宝塚歌劇を返していただけました。
そのおかげで、今の私たちも舞台に立てているのだと思っています。
そんな戦後の日本の土台を作ってくださった方たちへの感謝の気持ちを籠めて、毎日舞台をつとめていきたいと思っております」

怪しいブレストン大佐改めみっちゃんは、打って変わって真摯な言葉で、熱い思いを語ってくれた。
このときのみっちゃんの目がとても美しくて、その誠実な人柄が真っ直ぐに伝わってきて、私は涙ぐむぐらい感動した。

ほんとうにすばらしい言葉だったが。

ただ、そんなみっちゃんの手には、最後まで。

Strawberry!Choco banana!Rare cheese!ノ、3種類ノくれーぷガ握リ締メラレタママダッタノデェス!

みちこかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!(崩壊)

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