昨晩まとめて開けたメールの中に、そのお知らせもあった。
モバタカの「雪組退団者情報」、そして「宙組退団者情報」。
え、なんで宙組?『雨唄』も『殉情』も、とっくに集合日は過ぎてるし。
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2008/06/26
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(宙組)
暁 郷
2008年7月27日(宙組 宝塚バウホール公演千秋楽)付で退団
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……なんのこっちゃ?
最初はまったく意味が理解できず、混乱した。
GOちゃんが退団?バウで退団?そんなはずは、ない……ないと思うんだが。
どうやら現実らしい。
GOちゃんは初舞台でも、そして宙組配属になってからも、まずはロケットで話題の人だった。
下級生のうちは男役でもオンナノコが抜けず、ロケットなんて可愛いもんです、ふつーは。
だんだん男役ができてくるに従って、あのお衣装も、黄色い「やっ!」てゆー掛け声も、似合わなくなってくるものだけど……GOちゃんは最初からオカマみたいだったもん。
可愛いお衣装もなんのその、どこからどう見てもオカマ。
『レビュ伝』の目の潰れるよーなドピンクお衣装にクリクリのブロンド鬘とか、一人で冗談みたいなことになってたっけ。
だって、GOちゃんは天性の男役なんだもの。
そんなお衣装の似合わない(失礼すぎ)ロケットでも、いつも満開の笑顔を振りまいてくれていたGOちゃん。
『ネオヴォ』のタップロケットなんか、「タッタッタ、タッタッタ、タッタッタラッタラ」とか口まで動かしながら、一生懸命ステップ踏んでたっけ。(言っておくが、そんな人は他にいなかった)
どんな場所にいても、自分に与えられたことを、誠心誠意やりあげる人だ。
学年が上がってロケットを卒業し、男役の大階段燕尾に入るようになって、バリバリに男臭くキメてくれていたGOちゃん。
『エンカレ』では、歌の巧さで客席を圧倒してくれていたGOちゃん。
『コパ』や『バレンシア』では日替わりアドリブを任され、連日いろんなアプローチをし続け、私たちを楽しませてくれていたGOちゃん。
新公やバウでも大きなお役が付くようになり、ただの顔芸の人ではない、基本的なお芝居の巧さを実感させてくれていたGOちゃん。
これからじゃんか。
本公演でも大きなお役が付きはじめる学年になって、GOちゃんのお芝居や歌、男役としての天賦の才が、これからもっともっと、どんどん生かされていくはずじゃんか。
男役・暁郷は、これからますますおもしろくなっていくはずじゃんか。
GOちゃん。
なんでなんだろう。
GOちゃんが決めたことだから仕方ない。仕方ないけど、でも。
納得するには、時間が要りそうだ。
ただ、今は寂しい。どうしようもなく寂しい。
緑野さんちに
>実はほんとーに男だった、とかゆーなら「仕方ないな、ヅカは女の子しかダメなんだもんな」とあきらめもつくけれど。
って書いてあって、泣き笑いした。
そっか。なら私も納得する。あきらめもつくわ。
『ファンタジスタ』で休演したえりこちゃんの巨大美女イシュタールの代役にGOちゃんが入り、ともちゃん、まさこちゃんという上級生と並んで、銀橋の歌を務めたことがあった。
ノリノリに崩してもよさそうな場面なのに、二週間以上にわたる代役の間、彼は最後まで形を崩さずきっちり歌っていた。
最初は緊張のせいかと思ったが、一発勝負の新公や日替わりアドリブでも大胆に出てくるGOちゃんなのだ。演って演れないものではなかったと思う。ただ、このときはあくまでも代役だったわけで。
代役として何回舞台を重ねても、決しておもしろおかしくお役を崩さずきっちり演り通すGOちゃんの、その誠実さと几帳面さが愛しかった。
GOちゃんの最後の公演が、ステキなものとなりますよう。
同じくこの日退団発表があったシナちゃんも、らぎちゃんも。
集合日付退団した多くの雪組下級生たちも。
みんなの未来にたくさんのしあわせがありますよう。
モバタカの「雪組退団者情報」、そして「宙組退団者情報」。
え、なんで宙組?『雨唄』も『殉情』も、とっくに集合日は過ぎてるし。
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2008/06/26
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(宙組)
暁 郷
2008年7月27日(宙組 宝塚バウホール公演千秋楽)付で退団
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……なんのこっちゃ?
最初はまったく意味が理解できず、混乱した。
GOちゃんが退団?バウで退団?そんなはずは、ない……ないと思うんだが。
どうやら現実らしい。
GOちゃんは初舞台でも、そして宙組配属になってからも、まずはロケットで話題の人だった。
下級生のうちは男役でもオンナノコが抜けず、ロケットなんて可愛いもんです、ふつーは。
だんだん男役ができてくるに従って、あのお衣装も、黄色い「やっ!」てゆー掛け声も、似合わなくなってくるものだけど……GOちゃんは最初からオカマみたいだったもん。
可愛いお衣装もなんのその、どこからどう見てもオカマ。
『レビュ伝』の目の潰れるよーなドピンクお衣装にクリクリのブロンド鬘とか、一人で冗談みたいなことになってたっけ。
だって、GOちゃんは天性の男役なんだもの。
そんなお衣装の似合わない(失礼すぎ)ロケットでも、いつも満開の笑顔を振りまいてくれていたGOちゃん。
『ネオヴォ』のタップロケットなんか、「タッタッタ、タッタッタ、タッタッタラッタラ」とか口まで動かしながら、一生懸命ステップ踏んでたっけ。(言っておくが、そんな人は他にいなかった)
どんな場所にいても、自分に与えられたことを、誠心誠意やりあげる人だ。
学年が上がってロケットを卒業し、男役の大階段燕尾に入るようになって、バリバリに男臭くキメてくれていたGOちゃん。
『エンカレ』では、歌の巧さで客席を圧倒してくれていたGOちゃん。
『コパ』や『バレンシア』では日替わりアドリブを任され、連日いろんなアプローチをし続け、私たちを楽しませてくれていたGOちゃん。
新公やバウでも大きなお役が付くようになり、ただの顔芸の人ではない、基本的なお芝居の巧さを実感させてくれていたGOちゃん。
これからじゃんか。
本公演でも大きなお役が付きはじめる学年になって、GOちゃんのお芝居や歌、男役としての天賦の才が、これからもっともっと、どんどん生かされていくはずじゃんか。
男役・暁郷は、これからますますおもしろくなっていくはずじゃんか。
GOちゃん。
なんでなんだろう。
GOちゃんが決めたことだから仕方ない。仕方ないけど、でも。
納得するには、時間が要りそうだ。
ただ、今は寂しい。どうしようもなく寂しい。
緑野さんちに
>実はほんとーに男だった、とかゆーなら「仕方ないな、ヅカは女の子しかダメなんだもんな」とあきらめもつくけれど。
って書いてあって、泣き笑いした。
そっか。なら私も納得する。あきらめもつくわ。
『ファンタジスタ』で休演したえりこちゃんの巨大美女イシュタールの代役にGOちゃんが入り、ともちゃん、まさこちゃんという上級生と並んで、銀橋の歌を務めたことがあった。
ノリノリに崩してもよさそうな場面なのに、二週間以上にわたる代役の間、彼は最後まで形を崩さずきっちり歌っていた。
最初は緊張のせいかと思ったが、一発勝負の新公や日替わりアドリブでも大胆に出てくるGOちゃんなのだ。演って演れないものではなかったと思う。ただ、このときはあくまでも代役だったわけで。
代役として何回舞台を重ねても、決しておもしろおかしくお役を崩さずきっちり演り通すGOちゃんの、その誠実さと几帳面さが愛しかった。
GOちゃんの最後の公演が、ステキなものとなりますよう。
同じくこの日退団発表があったシナちゃんも、らぎちゃんも。
集合日付退団した多くの雪組下級生たちも。
みんなの未来にたくさんのしあわせがありますよう。
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