やっぱそれでも雨唄@『雨に唄えば』梅芸
2008年7月12日 宙組梅芸・全ツ……公演中は、やっぱ頭が切り替わらないや(あっさり)。まあ、私が公演に出てるわけじゃあありませんが(当たり前です)。
課題は先延ばしにして、ぼそぼそと『雨唄』の話。ただの呟きですが。
ドンが「雨に唄う」シーン、これはもう圧巻です。
大和さんって、光度が高い人ですよね。
雨の方が落ちてきて彼を打っているはずなのですが、彼の強い光がその雫を撥ね返す、つまり最終的に彼の方が雨を打つ形になるわけですよ。彼が雨をも打つ、みたいな(分かりづらすぎ)。
彼の身体から打ち返された雨の雫、それらは彼の光を浴びてすべて宝石に変わり、劇場に放たれるのですよ(真顔)。
彼の身体から、ポロポロと。ポロポロと。
あたかもダイヤモンドのようにキラキラと美しく輝く石が、はじき出される。
すげーな、と素直に思います。
絶対に日生のときより大雨洪水警報だと思うんだけど?
最初、滝みたいな音に、まずビクリーツ。次にドバドバ落ちてくる雨(むしろリアルに滝)に、さらにビクリーツ。
もちろん傘も大変なことになっちゃったりしてるみたい。
オチョコどころか、骨だけになった傘(すでに傘ではない)に、どーにか布がへばりついてる体だったり、まあ毎日いろいろあるらしいです。
チーム撮影所……シンプソン所長@タマちゃん、デクスター監督@えりこちゃん、ロッド宣伝マン@まさこちゃんのコンビネーションが絶妙。ここにコズモ@蘭とむちゃんも加わってのオフィスのシーンが、とにかくおもしろいの。
大和さんもお気に入りだという、まさこちゃんの「いい~~~~~~!」とか(笑)。なにがいいんだロッドみたいな。分かってんのかロッドみたいな。むしろ分かってんのかまさこみたいな(笑)。
初日翌日の午後公演、このオフィスの二幕最初のところ。
珍しく、タマちゃんが台詞飛んだんですね。
デスクには所長。それを取り囲むコズモ、監督、ロッド。
コズモの出したトーキー吹き替え……リナの悪声を、キャシーに吹き替えさせようというアイデアに、皆が色めきたつ。
「吹き替え?!スゴイじゃないか!」と所長。スゴイんだけど……スゴイんだけど……ぴよ???
そして、時が止まった。
デスクの周りの三人は、「えと、次の台詞言ってくださいよう、次!」って顔でタマちゃんをじっと見つめている。だが、時は止まったまま。
デスクの周りの三人は、あきらかに笑いを堪えている。ものすごいあきらかに。
だってタマちゃんは「あれ?あたし?嘘ん?ぴよ?」って顔で、呆然としてるんだもん。
むしろ「誰?次、誰?(オレぢゃないから)(次の奴、早く言えよっ)」って顔してるの。
いや、次もタマちゃんの台詞ですから。
彼は、自分が台詞を飛ばしていることすら。
今、自分の頭から飛んでいる。
完璧に。
そのタマちゃんの顔が、すっごくおかしいの。撮影所でいちばん偉くて貫禄があり、でもどこか抜けていて頼りなかったりもする、シンプソン所長そのものですわ。
タマちゃんおもしろすぎだからっ。
私たちは客席で爆笑できるけど、そうもいかずにムニムニしているであろう顔の筋肉を必死で抑えつつ所長の次の言葉を待つ、可哀相な?蘭とむちゃん、えりこちゃん、まさこちゃん。
笑いの我慢大会のようなこの状況を打ち破ったのは、えりこちゃんでした。
「リナのことが心配……じゃないんですか?」と、所長に尋ねてみたりする。
所長、「あ!そうそう、それ!」だって(爆)。
本当は所長が「スゴイじゃないか!リナのことがちょっと心配だが」って続けるんですよね。えりこちゃんがうまいこと繋げてくれたのです。
「キャシーを見つけたら殺しかねません!」と、さらに続けて本来の自分の台詞を言う羽目になったえりこちゃん。ほんとGJでした!
なのに。なのに。えりこちゃんは、所長のフォローをしたエライ子なのに。
所長の台詞のあとやたら間が空き、皆の笑いの我慢大会となり、やっとのことでえりこちゃんが口を開いたものだから。
終演後に、こんな声も聞こえてきたのです。
「えりこちゃん、台詞飛んでたね。最後なんとか出てきたみたいだけど」
違うーーーーーーーーーーーー!!(えりこの無念を思い号泣)
ブロードウェイ・メロディのあと花道で所長がちょっとタップを踏んでいますが、これは宙組版だけで、タマちゃんのための演出なのです。
子どもの頃からタップを習っていたというタマちゃんの、華麗なるステップにどうぞご注目を。
課題は先延ばしにして、ぼそぼそと『雨唄』の話。ただの呟きですが。
ドンが「雨に唄う」シーン、これはもう圧巻です。
大和さんって、光度が高い人ですよね。
雨の方が落ちてきて彼を打っているはずなのですが、彼の強い光がその雫を撥ね返す、つまり最終的に彼の方が雨を打つ形になるわけですよ。彼が雨をも打つ、みたいな(分かりづらすぎ)。
彼の身体から打ち返された雨の雫、それらは彼の光を浴びてすべて宝石に変わり、劇場に放たれるのですよ(真顔)。
彼の身体から、ポロポロと。ポロポロと。
あたかもダイヤモンドのようにキラキラと美しく輝く石が、はじき出される。
すげーな、と素直に思います。
絶対に日生のときより大雨洪水警報だと思うんだけど?
最初、滝みたいな音に、まずビクリーツ。次にドバドバ落ちてくる雨(むしろリアルに滝)に、さらにビクリーツ。
もちろん傘も大変なことになっちゃったりしてるみたい。
オチョコどころか、骨だけになった傘(すでに傘ではない)に、どーにか布がへばりついてる体だったり、まあ毎日いろいろあるらしいです。
チーム撮影所……シンプソン所長@タマちゃん、デクスター監督@えりこちゃん、ロッド宣伝マン@まさこちゃんのコンビネーションが絶妙。ここにコズモ@蘭とむちゃんも加わってのオフィスのシーンが、とにかくおもしろいの。
大和さんもお気に入りだという、まさこちゃんの「いい~~~~~~!」とか(笑)。なにがいいんだロッドみたいな。分かってんのかロッドみたいな。むしろ分かってんのかまさこみたいな(笑)。
初日翌日の午後公演、このオフィスの二幕最初のところ。
珍しく、タマちゃんが台詞飛んだんですね。
デスクには所長。それを取り囲むコズモ、監督、ロッド。
コズモの出したトーキー吹き替え……リナの悪声を、キャシーに吹き替えさせようというアイデアに、皆が色めきたつ。
「吹き替え?!スゴイじゃないか!」と所長。スゴイんだけど……スゴイんだけど……ぴよ???
そして、時が止まった。
デスクの周りの三人は、「えと、次の台詞言ってくださいよう、次!」って顔でタマちゃんをじっと見つめている。だが、時は止まったまま。
デスクの周りの三人は、あきらかに笑いを堪えている。ものすごいあきらかに。
だってタマちゃんは「あれ?あたし?嘘ん?ぴよ?」って顔で、呆然としてるんだもん。
むしろ「誰?次、誰?(オレぢゃないから)(次の奴、早く言えよっ)」って顔してるの。
いや、次もタマちゃんの台詞ですから。
彼は、自分が台詞を飛ばしていることすら。
今、自分の頭から飛んでいる。
完璧に。
そのタマちゃんの顔が、すっごくおかしいの。撮影所でいちばん偉くて貫禄があり、でもどこか抜けていて頼りなかったりもする、シンプソン所長そのものですわ。
タマちゃんおもしろすぎだからっ。
私たちは客席で爆笑できるけど、そうもいかずにムニムニしているであろう顔の筋肉を必死で抑えつつ所長の次の言葉を待つ、可哀相な?蘭とむちゃん、えりこちゃん、まさこちゃん。
笑いの我慢大会のようなこの状況を打ち破ったのは、えりこちゃんでした。
「リナのことが心配……じゃないんですか?」と、所長に尋ねてみたりする。
所長、「あ!そうそう、それ!」だって(爆)。
本当は所長が「スゴイじゃないか!リナのことがちょっと心配だが」って続けるんですよね。えりこちゃんがうまいこと繋げてくれたのです。
「キャシーを見つけたら殺しかねません!」と、さらに続けて本来の自分の台詞を言う羽目になったえりこちゃん。ほんとGJでした!
なのに。なのに。えりこちゃんは、所長のフォローをしたエライ子なのに。
所長の台詞のあとやたら間が空き、皆の笑いの我慢大会となり、やっとのことでえりこちゃんが口を開いたものだから。
終演後に、こんな声も聞こえてきたのです。
「えりこちゃん、台詞飛んでたね。最後なんとか出てきたみたいだけど」
違うーーーーーーーーーーーー!!(えりこの無念を思い号泣)
ブロードウェイ・メロディのあと花道で所長がちょっとタップを踏んでいますが、これは宙組版だけで、タマちゃんのための演出なのです。
子どもの頃からタップを習っていたというタマちゃんの、華麗なるステップにどうぞご注目を。
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