スタア誕生@『スカーレット・ピンパーネル』東宝新人公演
2008年9月3日 星組驚いた。
なにに驚いたって、急激に巻き起こりはじめた、世間の紅ブームに。
いや、さゆみちゃんは前からスターだろ?みたいな。
別に「私は前から紅くんに目を付けていたわ、世間ったら今頃騒ぐなんておほほほほ」なんてゆーつもりはない。
私だけじゃあないはずだ。
つか私のような単星ですらそう思っているぐらいだから、コアな星ファンは皆思ってるよね?
さゆみちゃんは前からスターだろ?
ヴィジュアル、華。
元々、突出していたもの。
さらに『シバ』の楽屋番でトップスター相手にアドリブ術を磨き、『龍星』の達懶で芝居勘の良さを見せてくれて、組ファンには馴染みの深い人だ。
人気もある人だし。
でも新公主演のような大きなきっかけがないと、他組ファンは下級生の一人を、そうそう明確に認識してはくれないものなのかもしれない。
それをあらためて実感させられた。
むしろさゆみちゃんは「なんで新公で役が付かないのか?」、そっちの方が不思議だった。
星の88期には、しゅんちゃんがいる。
しゅんちゃんは研2のときの『王家』新公アイーダ役で、それこそ「彗星の如く」あらわれた人だ。
その後も本公演でも新公でも、常に役付きは同期を一歩リードしていた。
たられば、だけど。
上にちえちゃんがいなかったら、もっと早くに新公主演していたかもしれない。
しかし、ちえちゃんはなんてったって鉄板で。しゅんちゃんの新公初主演は、ちえちゃんの新公卒業を待つことになる。
そのまましゅんちゃんの時代に突入するかと思いきや、次はともみん。
最後の新公では、さゆみちゃんが主演を取った。
結局、しゅんちゃんの新公主演は一回。ちえちゃんの後は、しゅんちゃん鉄板だと思ってたんだけど。分からないものだ。
でも、いろんな人にチャンスが回った方が、舞台はおもしろくなる。
さゆみちゃんは演ればできる人だと、組ファンは思っていたはずだ。
そして、その「演る」チャンスが与えられたことに、結果ヅカファン全体に「紅ゆずる」の名を知らしめたことに、単星な私だけどすげー喜びを感じるのだ。
パーシー@さゆみちゃんは、本役の瞳子ちゃんよりストレートに感情が見えた。
そこは場数を踏んだ瞳子ちゃんを倣えない、さゆみちゃんの抑えきれないところで……もしかしたら役としては足りない部分になってしまうのかもしれないが、その迸る感情こそがさゆみちゃんの魅力だと、私の目には映った。
新公のスカピン団の頭脳は、みやるり@デュハーストだった。
美貌が知性。
別に何やってるわけじゃなく、立ってるだけで賢そうな顔なんだもん(大真面目)。
これはすっっごい才能だってば!美の才能だってば!(大こーふん)(ジュンタ@キレイズキ)
真顔で。ほんとうにるりかちゃんが何もしちゃいないとは思ってないって。
ただ、るりかちゃんは元々素顔美人ではあるが、ここ二~三公演ぐらいで舞台の上で己を美しく見せる術を身につけてきたように思える。立ち姿にとにかく品があり、それだけで知性を感じさせられるというのは、それこそ誰にでもできる技ではないわけで。
やんちゃで親分肌のパーシーが皆を束ね、デュハーストの頭脳が皆を動かす。そんな新公スカピン団。かっこよかったよう。
ショーヴラン@しゅんちゃんも、もちろん負けてはいない。
女の子顔で損をしているのだが、元々黒い部分を持ち合わせている人だ。しかも多少イっちゃってるぐらいの(笑)。
ショーヴランが正しく悪役に見えた。
ちえちゃんのショーヴランは真っ直ぐで馬鹿で愛しくて、そしてそんなちえちゃんは私テキにはドツボでもあるんだが、このショーヴランが悪人カテゴリーなのかどうか未だに私にはよく分からないのだ。
組長の二役は、サン・シール侯爵@水輝くん、プリンス・オブ・ウェールズ@しーらん。
もったいないっちゃもったいないが、水輝くんの美声と重みに感心し、しーらんの抱きしめたくなるかわいさに溶ける(笑)。いや組長のプリンスも非常に魅力的だが、特に抱きしめたいとは思わないので(素)。
この二人、民衆でも目立つのなんのって。
そうそう。
その『龍星』のとき、あるお茶会で「星原先輩が阿懶@ちーくん、達懶@さゆみちゃんのコンビをいたくお気に召して、舞台を観にきた植田先生(爺)に『これからもこの二人をコンビで使っていくべきです!そうしてください!』と直訴していた」という話が出たそうだ。
言葉通り「ちぐベニー」でコンビ売りされていたら(それ無いから)(だからたらればで)、さゆみちゃんは今頃どうなっていたのだろう?
んと。それはそれでおもしろそうではある(笑)。
ちーくんがどんなに芝居をブっ飛ばしてもピッタリと付いていった、三年前のさゆみちゃんを思い出してみたり。
って、次の本公演が『ベルばら』だったので、当時「ちーくん、阿懶の次はアランだっ!衛兵隊!」「で、弟分の衛兵隊士が、さゆみちゃんのダランだっ!」「剣で三国志ごっこやるんじゃね?」(えーとどこの国のお話?)などと、馬鹿な話で盛り上がっていた私たちっていったい?!
じゃなくて。
スタア誕生、ばん……ざ……いっ!(うきょさんパクり)
ただね、顔はオサちゃんに似ているかもしれないが、さゆみちゃんは芸風違うからっ。そこは、声を大!
オサちゃんの再来ではない。
これは紅ゆずるという、新たなスタア誕生物語なのだ。
なにに驚いたって、急激に巻き起こりはじめた、世間の紅ブームに。
いや、さゆみちゃんは前からスターだろ?みたいな。
別に「私は前から紅くんに目を付けていたわ、世間ったら今頃騒ぐなんておほほほほ」なんてゆーつもりはない。
私だけじゃあないはずだ。
つか私のような単星ですらそう思っているぐらいだから、コアな星ファンは皆思ってるよね?
さゆみちゃんは前からスターだろ?
ヴィジュアル、華。
元々、突出していたもの。
さらに『シバ』の楽屋番でトップスター相手にアドリブ術を磨き、『龍星』の達懶で芝居勘の良さを見せてくれて、組ファンには馴染みの深い人だ。
人気もある人だし。
でも新公主演のような大きなきっかけがないと、他組ファンは下級生の一人を、そうそう明確に認識してはくれないものなのかもしれない。
それをあらためて実感させられた。
むしろさゆみちゃんは「なんで新公で役が付かないのか?」、そっちの方が不思議だった。
星の88期には、しゅんちゃんがいる。
しゅんちゃんは研2のときの『王家』新公アイーダ役で、それこそ「彗星の如く」あらわれた人だ。
その後も本公演でも新公でも、常に役付きは同期を一歩リードしていた。
たられば、だけど。
上にちえちゃんがいなかったら、もっと早くに新公主演していたかもしれない。
しかし、ちえちゃんはなんてったって鉄板で。しゅんちゃんの新公初主演は、ちえちゃんの新公卒業を待つことになる。
そのまましゅんちゃんの時代に突入するかと思いきや、次はともみん。
最後の新公では、さゆみちゃんが主演を取った。
結局、しゅんちゃんの新公主演は一回。ちえちゃんの後は、しゅんちゃん鉄板だと思ってたんだけど。分からないものだ。
でも、いろんな人にチャンスが回った方が、舞台はおもしろくなる。
さゆみちゃんは演ればできる人だと、組ファンは思っていたはずだ。
そして、その「演る」チャンスが与えられたことに、結果ヅカファン全体に「紅ゆずる」の名を知らしめたことに、単星な私だけどすげー喜びを感じるのだ。
パーシー@さゆみちゃんは、本役の瞳子ちゃんよりストレートに感情が見えた。
そこは場数を踏んだ瞳子ちゃんを倣えない、さゆみちゃんの抑えきれないところで……もしかしたら役としては足りない部分になってしまうのかもしれないが、その迸る感情こそがさゆみちゃんの魅力だと、私の目には映った。
新公のスカピン団の頭脳は、みやるり@デュハーストだった。
美貌が知性。
別に何やってるわけじゃなく、立ってるだけで賢そうな顔なんだもん(大真面目)。
これはすっっごい才能だってば!美の才能だってば!(大こーふん)(ジュンタ@キレイズキ)
真顔で。ほんとうにるりかちゃんが何もしちゃいないとは思ってないって。
ただ、るりかちゃんは元々素顔美人ではあるが、ここ二~三公演ぐらいで舞台の上で己を美しく見せる術を身につけてきたように思える。立ち姿にとにかく品があり、それだけで知性を感じさせられるというのは、それこそ誰にでもできる技ではないわけで。
やんちゃで親分肌のパーシーが皆を束ね、デュハーストの頭脳が皆を動かす。そんな新公スカピン団。かっこよかったよう。
ショーヴラン@しゅんちゃんも、もちろん負けてはいない。
女の子顔で損をしているのだが、元々黒い部分を持ち合わせている人だ。しかも多少イっちゃってるぐらいの(笑)。
ショーヴランが正しく悪役に見えた。
ちえちゃんのショーヴランは真っ直ぐで馬鹿で愛しくて、そしてそんなちえちゃんは私テキにはドツボでもあるんだが、このショーヴランが悪人カテゴリーなのかどうか未だに私にはよく分からないのだ。
組長の二役は、サン・シール侯爵@水輝くん、プリンス・オブ・ウェールズ@しーらん。
もったいないっちゃもったいないが、水輝くんの美声と重みに感心し、しーらんの抱きしめたくなるかわいさに溶ける(笑)。いや組長のプリンスも非常に魅力的だが、特に抱きしめたいとは思わないので(素)。
この二人、民衆でも目立つのなんのって。
そうそう。
その『龍星』のとき、あるお茶会で「星原先輩が阿懶@ちーくん、達懶@さゆみちゃんのコンビをいたくお気に召して、舞台を観にきた植田先生(爺)に『これからもこの二人をコンビで使っていくべきです!そうしてください!』と直訴していた」という話が出たそうだ。
言葉通り「ちぐベニー」でコンビ売りされていたら(それ無いから)(だからたらればで)、さゆみちゃんは今頃どうなっていたのだろう?
んと。それはそれでおもしろそうではある(笑)。
ちーくんがどんなに芝居をブっ飛ばしてもピッタリと付いていった、三年前のさゆみちゃんを思い出してみたり。
って、次の本公演が『ベルばら』だったので、当時「ちーくん、阿懶の次はアランだっ!衛兵隊!」「で、弟分の衛兵隊士が、さゆみちゃんのダランだっ!」「剣で三国志ごっこやるんじゃね?」(えーとどこの国のお話?)などと、馬鹿な話で盛り上がっていた私たちっていったい?!
じゃなくて。
スタア誕生、ばん……ざ……いっ!(うきょさんパクり)
ただね、顔はオサちゃんに似ているかもしれないが、さゆみちゃんは芸風違うからっ。そこは、声を大!
オサちゃんの再来ではない。
これは紅ゆずるという、新たなスタア誕生物語なのだ。
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