宙東宝千秋楽の夜。
疲れきって倒れるように寝てしまい(自担公演中にありがちなシチュエーション)、翌朝目覚めたとき。

拍手の音が聞こえた。

うねりとなって劇場を揺るがした、あの圧倒的な音。

たっちんのエトワールに客席が送った……いや、送ったのではない。

熱砂のようにたっちんの歌声が劇場に鳴り響き、劇場の空気がうねり、そのうねりがまた、拍手のうねりを呼び起こした。
たっちんがお辞儀をする前、その歌い終わりから、客席は何かに衝かれたように手を叩いた。

意志というよりも、衝動。

割れるような拍手。

ベタな言い方しかできなくて申し訳ないが、まさに割れるような音だった。

その音は、たっちんがお辞儀をしたときに、さらに大きな音となって劇場に満ちた。

翌朝、あの拍手の音が聞こえた。
今の別れは悲しくはあるけれど、この先の未来に繋がるしあわせなあの音が、私の耳にたしかに聞こえてきた。

私がいちばん激しく泣いたのは、大楽ではなく、この朝だったかもしれない。


たくさんの卒業生を見送ってきた。
トップ退団も見てきた。

だが、トップではない一娘役に、あれだけの拍手が起こった記憶は、私には他にない。

たっちんの宝塚最後の歌声を聞けたことを。
あの拍手を聞けたことを。あの拍手の中の一人となれたことを。
ほんとうに。ほんとうに。

しあわせに思う。


ラルフ@みっちゃんアドリブも中途半端に止まってますが、いまさらですけど続き書きます。
gdgdはジュンタクオリティ(笑)。

大楽のラルフくんねえ、スカステでカットされてたけど、楽だけに派手にやってくれるだろう!って客席の期待を一身に背負いながら、何も言わず黙って着席。
首かしげの皆(含客席)に向かって、言い放ったのですよ。

「台本通りですけど?」

大 爆 笑 !!!

スチュアート@大和さんに「君らしくないよ!」って言われて♪宇宙戦艦ヤマト♪だったの、こっちしか楽映像流れなかったわよ。くっ。

続きは追々(滝汗)。

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