「少しも早く」に追記@『外伝ベルサイユのばら―アンドレ編―』中日
2009年2月7日 宙組博多座・中日「少しも早く中日劇場へ!」
そのついでに、私はこう書きました。
http://juntan.diarynote.jp/200902050634451513/
>最後にマリーズは、マロングラッセに毅然と言い放つのです。
>「少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」
>え?かよわい老女に、天国へ行けと?(しかもアンドレじゃなくてオスカルの元なんだ?)
>「少しも早く」、相変わらずおかしな日本語で理解に苦しみますが……えと。つまり。
>「ばあちゃん、さっさと死ね」(直訳)
私が観たのは初日です。
その後ほんとうに少しも早く中日へ行ってくれた仲間たちから、例外なく突っ込み入りました。
「あの『少しも早くオスカルの元へ』は、アンドレに向かって言ってるんじゃないの?いくらなんでもマロングラッセに、じゃないと思うよ?」
ええ、そうだと思います(え?)
初日も、そう受け取れなくはなかったんですよ。
だって、そのあとの場面が「少しも早くオスカルの元へ向かうアンドレの図」ですから。
マリーズの呼びかけに応えて、天国への階段を上るアンドレです。つか、あのねえ。そもそもオスカルより先にアンドレが死んでるので、「オスカルの元へ向かう」こと自体不可能と言わざるをえませんが、それはひとまず置いといて。
この場面につながる以上、「少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」と、マリーズは天のアンドレに向かって呼びかけているのだろう。
そう予想はつきました。
でも、これは初日に於いては 後 付 け です。
だって、その場ではそうは聞こえなかったんですってば、絶対に。
アンドレの死を語るマロングラッセ、前夜にオスカルと結ばれてしあわせだった、でもマリーズに申し訳ないと。マリーズのことは忘れないと。
それを聞いて「アンドレ!私もあなたを忘れません」とかなんとか言うマリーズ。
あのう、アンドレはずっとマリーズのことなんか忘れて生きてきたとしか思えないんですが、話が進まなくなるのでそれも置いといて。
アンドレのことを忘れない、その言葉をマリーズから聞いて、マロングラッセは泣き崩れるのです。「マリーズ!」と。
老女が自分の足下で泣き崩れる、自然とマリーズは抱きかかえるような形になります。
そして顔を上げて、「あなたも少しも早く」。
そうです、初日のマリーズは「あなたも少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」って言ったんです。
ですから、あとの場面から考えると、それはアンドレに向かっての言葉という解釈も可能でした。
でも確実に、そうは見えなかったもん。初日は。
マロングラッセを抱きかかえて「あなたも少しも早く」だもん。
私は見えたものを書いただけです。
2日目以降に観た仲間たちが一様に「あれはアンドレに向かってだ」と言うものですから、皆なんて 親 切 なんだと(笑)。
好意を持った想像力で補わない限り、そんなもの絶対に見えないもーん!断言。
で、自分が2回目を見て、それが別に親切じゃないって分かりました。
台詞と言い方、変わってる!
いや、たいした変更じゃあないんですが、マロングラッセ泣き崩れる、マリーズ抱きかかえる、そして。
マリーズは虚空を見つめ、言う。
「ア ン ド レ ! 少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」
(爆)
そりゃあ、アンドレへって分かるわ。
初日、植爺が客席にいたので、それから直したのかな?
どうせ直すなら、全編直して欲しいぐらいですけどね(素)。
あ、真夜中に王宮の廊下で熱唱している、オスカルに言われるまでもなくめちゃめちゃ「人目につくではないか」なフェルゼン氏も、初日はうわ言のよーに「あのお方が、あのお方が」ゆーておられまして。
で、「あのお方ってどのお方じゃああああああっ!!!」と全力で突っ込んでいた私でございましたが、これも「アントワネットさまが」に直されておりましたわ。
そのついでに、私はこう書きました。
http://juntan.diarynote.jp/200902050634451513/
>最後にマリーズは、マロングラッセに毅然と言い放つのです。
>「少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」
>え?かよわい老女に、天国へ行けと?(しかもアンドレじゃなくてオスカルの元なんだ?)
>「少しも早く」、相変わらずおかしな日本語で理解に苦しみますが……えと。つまり。
>「ばあちゃん、さっさと死ね」(直訳)
私が観たのは初日です。
その後ほんとうに少しも早く中日へ行ってくれた仲間たちから、例外なく突っ込み入りました。
「あの『少しも早くオスカルの元へ』は、アンドレに向かって言ってるんじゃないの?いくらなんでもマロングラッセに、じゃないと思うよ?」
ええ、そうだと思います(え?)
初日も、そう受け取れなくはなかったんですよ。
だって、そのあとの場面が「少しも早くオスカルの元へ向かうアンドレの図」ですから。
マリーズの呼びかけに応えて、天国への階段を上るアンドレです。つか、あのねえ。そもそもオスカルより先にアンドレが死んでるので、「オスカルの元へ向かう」こと自体不可能と言わざるをえませんが、それはひとまず置いといて。
この場面につながる以上、「少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」と、マリーズは天のアンドレに向かって呼びかけているのだろう。
そう予想はつきました。
でも、これは初日に於いては 後 付 け です。
だって、その場ではそうは聞こえなかったんですってば、絶対に。
アンドレの死を語るマロングラッセ、前夜にオスカルと結ばれてしあわせだった、でもマリーズに申し訳ないと。マリーズのことは忘れないと。
それを聞いて「アンドレ!私もあなたを忘れません」とかなんとか言うマリーズ。
あのう、アンドレはずっとマリーズのことなんか忘れて生きてきたとしか思えないんですが、話が進まなくなるのでそれも置いといて。
アンドレのことを忘れない、その言葉をマリーズから聞いて、マロングラッセは泣き崩れるのです。「マリーズ!」と。
老女が自分の足下で泣き崩れる、自然とマリーズは抱きかかえるような形になります。
そして顔を上げて、「あなたも少しも早く」。
そうです、初日のマリーズは「あなたも少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」って言ったんです。
ですから、あとの場面から考えると、それはアンドレに向かっての言葉という解釈も可能でした。
でも確実に、そうは見えなかったもん。初日は。
マロングラッセを抱きかかえて「あなたも少しも早く」だもん。
私は見えたものを書いただけです。
2日目以降に観た仲間たちが一様に「あれはアンドレに向かってだ」と言うものですから、皆なんて 親 切 なんだと(笑)。
好意を持った想像力で補わない限り、そんなもの絶対に見えないもーん!断言。
で、自分が2回目を見て、それが別に親切じゃないって分かりました。
台詞と言い方、変わってる!
いや、たいした変更じゃあないんですが、マロングラッセ泣き崩れる、マリーズ抱きかかえる、そして。
マリーズは虚空を見つめ、言う。
「ア ン ド レ ! 少しも早く、オスカルの元へ行っておあげなさい!」
(爆)
そりゃあ、アンドレへって分かるわ。
初日、植爺が客席にいたので、それから直したのかな?
どうせ直すなら、全編直して欲しいぐらいですけどね(素)。
あ、真夜中に王宮の廊下で熱唱している、オスカルに言われるまでもなくめちゃめちゃ「人目につくではないか」なフェルゼン氏も、初日はうわ言のよーに「あのお方が、あのお方が」ゆーておられまして。
で、「あのお方ってどのお方じゃああああああっ!!!」と全力で突っ込んでいた私でございましたが、これも「アントワネットさまが」に直されておりましたわ。
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