残念ながらスカステでは流れなかったねおちゃんの部分を中心に、千秋楽ご挨拶を。って、私フィルターがかかっていること、言葉そのものは必ずしもきっちりとした正確なものではないことをご了承ください。

まず、すっしーからのご紹介。
「普段はかわいいねおですが、今回は凶悪な殺人犯ジャック・ライアンを見事に演じてくれました。ねおと一緒に今日まで頑張ってこられたことを、私たちも嬉しく思っています」
「これからの新しい人生も、ねおらしく頑張ってね!」
最後の言葉は、ねおちゃんに向けて。お母さん、いやお父さん?(笑)みたいな優しい笑顔で。
ねおちゃん「はい!」と元気よくお返事(笑)。

すっしーに促されて、最後のご挨拶をするねおちゃん。
「最後……」って言ったまま、涙で言葉に詰まっちゃって。
「……どうやってこの気持ちを言葉にしたらいいか考えていたんですが、まとまらなくて……」
ひと言ひと言を絞り出すような、涙、涙のご挨拶。
「お稽古から今日まで、毎日がとても楽しくて……皆さんがほんとうに温かく見守ってくださって……でも楽しければ楽しいほど、皆さんと過ごせる日が一日一日少なくなっていくんだと……淋しかったです」
小さいハコでの公演楽ならではかもしれません、とても素直な思いが伝わってくる、ストレートな自分の言葉でした。
「鈴木先生をはじめとする、この逆転裁判の最高のメンバーの皆さん、いままで応援してくださったたくさんの方々、両親、そして今日駆けつけてくれた大好きな同期。皆さんに見守られて最後の舞台を迎えられましたことを、ほんとうにしあわせに思います」
「今、私が生きてきた中で、最高に宝塚が大好き!という気持ちです。4年間、ほんとうにありがとうございました!」
ポロポロ泣きながらのご挨拶で、こっちもポロポロ泣かされてしまったんですが、最後はニッコリと笑顔で締めてくれました。
ここで客席にいた同期生たちから「ねおーーー!」「ねおーーー!!」と歓声が上がり、それに両手を振ってぴょんぴょん跳ねながら応えるねおちゃん。かわゆ~!

このあとは蘭とむちゃんのご挨拶。
公演の成功のお礼、劇場へ足を運んだ観客への感謝の言葉を述べたあと、ねおちゃんに言葉を掛ける蘭とむちゃん。
「今回はねおちゃんが卒業してしまいますが、彼女はお稽古場から一日一日を大切に全力で頑張っていて、それにほんとうに励まされました」、ねおちゃんの方を見ながら言う蘭とむちゃんに、ねおちゃんがまた泣き出してしまって。
「でも、ねおらしく真っ直ぐな心を持って、これからも突き進んでいって欲しいなと思っています」
最後に笑顔で、「ねお、頑張ってね!」
蘭とむちゃんもだし、そしてそれを見守る皆の目も、すっごくすっごくあったかくって。ステキなメンバーだなあと、あらためて思わされました。
「はい!頑張ります!」
拳を突き上げ(笑)宣言するねおちゃん。

そしてカーテンコール。
蘭とむちゃんはニヤリと笑い、「そうですよね、皆さん。例のポーズ、やりたいですよね(笑)」。
ここで「異議あり!」コーナーですが、もちろん今日のお手本は。
「ねお!」
蘭とむちゃんが「センターで!」と、ねおちゃんを真ん中に引っ張りだします。
が、しかし。
「バウホールで一人で(お手本を)やらせていただいたので……あのう、蘭寿さんと夢のコラボをお願いしてもいいでしょうか?」
バウ楽でもお手本に指名されていたねおちゃんから、おねだり(笑)。
「いいよっ!!」とオトコマエに答える蘭とむちゃん。
わーい、わーい!やったーー!と、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶねおちゃん。

「異議あり!」
センターで二人、バシっと指さしポーズ。決まったっ。
ただし蘭とむちゃんは左手に赤いハートの風船持ったまま。ねおちゃんはご指名されたとき、隣に風船渡してたんだけど。
でも、右手さえ空いていれば、別に異議あり!をやる分に於いては支障はないのだった(笑)。
満面の笑みで蘭とむちゃんにピョコンとお辞儀をしたあと、ねおちゃんは嬉しそーーうにまたもやぴょんぴょん跳ねながら、自分の立ち位置に戻っていったのでした。

もお、もおお!すべてがあったかかったの。
すっごいすっごいあったかかったの。
宙組はほんとうにいい組だし、蘭とむちゃんは必ずいいトップさんになる。心からそう思った。

ねおちゃんの新しい人生に、これからもたくさんのしあわせがありますように。

あ、蘭とむちゃんが持っていたハート型の風船というのは、最初に緞帳が下りたとき天井からたくさん降ってきたやつなんですよ。千秋楽すぺさるですね。
カーテンコールで緞帳がふたたび上がったとき、皆各々が風船を1個ずつ手にしていて、中には2個の人もいたりするのに、なぜか。

えりこちゃんだけ手ぶらだった(笑)。

えりこちゃん、あーた。ぼやぼやしてるうちに風船取り損なったんですかっ。
や、私はそう解釈したんだけど?(笑)
緞帳が上がった状態だと板の上には風船が残ってるんですが、幕の後ろで皆が拾ってるときは、あれ緞帳の外に落ちてたんじゃないのか?だから拾えなかった、と。
頭脳明晰クールビューティーなエッジワース検事が、ほわほわえりこちゃんの顔に戻った一瞬(笑)だったのか、それとも実は何か深い考えがあって敢えて風船を手にしなかったのか。この真実は、えりこちゃんのみぞ知る。
で、私は前者に一票(素)。

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