ついでと言っちゃなんですが、みっちゃんの「キラリーーーん!」を出したところで、そのお話。
未見の方には意味不明のこれは、フランシス@みっちゃんが家の負債が無くなったことを両親から知らされ、と言うことは「じゃあ、姉さんは?結婚はどうなるんです?」、父ジェローム@すっしー「少なくともイヴェットに義務はない」。
ここで、姉さん大好きフランシスくんは喜びのあまり「キラリーーーん!」なんですよ。て、書いても分かりづらいか?
強い照明がパンっ!とフランシスに入り、それに合わせてみっちゃんはすごいイイ笑顔を客席に向けるのです。あのみっちゃんのみっちゃんたるパッカーンとした超笑顔は、毎回客席の笑いを誘っています。
ここ、新公で。フランシス@りくちゃんだったんですが。
ズレたんですよね。照明の方が若干早いカンジで、フランシスの笑顔のタイミングが遅れた。
しかもりくちゃんにあのパッカーン笑顔は無理な話で、別に笑いを取るでもなんでもなく、ふつーの場面になってた。
みっちゃん、やっぱすげー。「キラリーーーん!」はそのひとつの例だけど、新公を観ながらあちこちで感心してました。
フランシスって所詮、為所無い役なんだよなあ。や、いくらガチ路線で将来期待の人とはいえ、まだ研三になったばかりのりくちゃんに、あの役でキャラを立てろと言う方が無理な話です。立ち姿の美しさで存在感を出していただけでも、りくちゃんもすごいと思うんですよ。
そもそも本役さんに比べたら、新公学年の人が足りなく見えてしまうのは、どの役でも誰でも当然なこと。
ただ、フランシスって役は中でも、そのまま演ったら「ただの人」になってしまう、そんな難しい役なんだなあと。ほんと為所無いんだもん。
あの役のどうってことない台詞ひとつにしても、いかにみっちゃんという人が力技で「どうってことある」台詞にしているのかと、それに気づかされてしまったんですよね。
7年前のパーティーだってそう。あそこ、扱いとしてはモブです。
りくちゃんは「美しくて目立つモブ」としては存在していたと思う。そして、今の学年でそれができるだけも、りくちゃんは充分スターであるとも思う。
みっちゃんはモブに混ざらないもん、絶対。立ってるだけでも、このあと何かある主要人物だってニオイがプンプンするもん(笑)。
で、実はこのあともたいして何も無い役ではあるんですが(え?)、「みっちゃんの器」の大きさが「役の器」を引き上げるので、ちゃんと主要人物として存在しているんですよね。
それだけのスターとしての押し出しと力技を持っている。あの為所の無い役だからこそ、それが証明される。
やっぱみっちゃんって人は、タダモノではないのだ。
で、新公のあとも何回か本公を観たわけですが、そこでまた恐ろしいことに気づいてしまったんですよ。
みっちゃんもパッカーン笑顔と照明のタイミングが、決して合っているわけではないの。むしろ新公と同じく、照明入る方が若干早かったりするの。
よく考えてみれば、あくまでもやや早めに入れとかなきゃ、照明が間に合わない恐れがあるよね。
「フランシスが笑ったその瞬間に、照明がパンっ!と入った」
みっちゃんは自らの力技で、観客にそう思わせてるんですよ。
あの、パッカーン笑顔で。そう思わせるだけの、絶妙な間をもってして。
本当の照明が入ったときではなく、みっちゃんが笑った瞬間に、フランシスに正に明かりが射すのだ。
だからあの場面が「キラリーーーん!」として成立してるんだわ……。
持って生まれた彼のスターとしての押し出し、そしてそれは、どうでもよさげな小さな部分でさえ実は綿密な計算によって成り立たせている、そんなたしかな技術に裏打ちされている。
みっちゃんすげー。まぢすげー。
未見の方には意味不明のこれは、フランシス@みっちゃんが家の負債が無くなったことを両親から知らされ、と言うことは「じゃあ、姉さんは?結婚はどうなるんです?」、父ジェローム@すっしー「少なくともイヴェットに義務はない」。
ここで、姉さん大好きフランシスくんは喜びのあまり「キラリーーーん!」なんですよ。て、書いても分かりづらいか?
強い照明がパンっ!とフランシスに入り、それに合わせてみっちゃんはすごいイイ笑顔を客席に向けるのです。あのみっちゃんのみっちゃんたるパッカーンとした超笑顔は、毎回客席の笑いを誘っています。
ここ、新公で。フランシス@りくちゃんだったんですが。
ズレたんですよね。照明の方が若干早いカンジで、フランシスの笑顔のタイミングが遅れた。
しかもりくちゃんにあのパッカーン笑顔は無理な話で、別に笑いを取るでもなんでもなく、ふつーの場面になってた。
みっちゃん、やっぱすげー。「キラリーーーん!」はそのひとつの例だけど、新公を観ながらあちこちで感心してました。
フランシスって所詮、為所無い役なんだよなあ。や、いくらガチ路線で将来期待の人とはいえ、まだ研三になったばかりのりくちゃんに、あの役でキャラを立てろと言う方が無理な話です。立ち姿の美しさで存在感を出していただけでも、りくちゃんもすごいと思うんですよ。
そもそも本役さんに比べたら、新公学年の人が足りなく見えてしまうのは、どの役でも誰でも当然なこと。
ただ、フランシスって役は中でも、そのまま演ったら「ただの人」になってしまう、そんな難しい役なんだなあと。ほんと為所無いんだもん。
あの役のどうってことない台詞ひとつにしても、いかにみっちゃんという人が力技で「どうってことある」台詞にしているのかと、それに気づかされてしまったんですよね。
7年前のパーティーだってそう。あそこ、扱いとしてはモブです。
りくちゃんは「美しくて目立つモブ」としては存在していたと思う。そして、今の学年でそれができるだけも、りくちゃんは充分スターであるとも思う。
みっちゃんはモブに混ざらないもん、絶対。立ってるだけでも、このあと何かある主要人物だってニオイがプンプンするもん(笑)。
で、実はこのあともたいして何も無い役ではあるんですが(え?)、「みっちゃんの器」の大きさが「役の器」を引き上げるので、ちゃんと主要人物として存在しているんですよね。
それだけのスターとしての押し出しと力技を持っている。あの為所の無い役だからこそ、それが証明される。
やっぱみっちゃんって人は、タダモノではないのだ。
で、新公のあとも何回か本公を観たわけですが、そこでまた恐ろしいことに気づいてしまったんですよ。
みっちゃんもパッカーン笑顔と照明のタイミングが、決して合っているわけではないの。むしろ新公と同じく、照明入る方が若干早かったりするの。
よく考えてみれば、あくまでもやや早めに入れとかなきゃ、照明が間に合わない恐れがあるよね。
「フランシスが笑ったその瞬間に、照明がパンっ!と入った」
みっちゃんは自らの力技で、観客にそう思わせてるんですよ。
あの、パッカーン笑顔で。そう思わせるだけの、絶妙な間をもってして。
本当の照明が入ったときではなく、みっちゃんが笑った瞬間に、フランシスに正に明かりが射すのだ。
だからあの場面が「キラリーーーん!」として成立してるんだわ……。
持って生まれた彼のスターとしての押し出し、そしてそれは、どうでもよさげな小さな部分でさえ実は綿密な計算によって成り立たせている、そんなたしかな技術に裏打ちされている。
みっちゃんすげー。まぢすげー。
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