いやコンタクトを握り締めてた(多分)カイちゃん(前日欄参照)とは別のお話です。

「ローランドさん。僕と初めて会った海辺でのことです。あなたは帰宅後、慌てた筈です。それもその筈、持っていた筈のペンダントがなくなっていたのですから。
あなたは僕の前から去るとき落としてしまったのです、このペンダントを」

ニック@蘭とむちゃんの言葉に、青ざめるローランド@カイちゃん。

その海辺でローランドはスーツの上着を右腕に掛けてますが、ニックの「前から去るとき落としてしま」うために、ペンダントを右手に仕込んでるんですね。
上着を持つ掌がグーなの(笑)。
毎回、ついつい見てしまってました。掌を完全に隠してしまうと、上着の持ち方として不自然なんでしょうか?きっちりグーが見える。
ローランドの手はドラえもん(笑)。

「当然、僕は恋人であるルーチェに預けた。彼女は先日の公判の後、彼に返すつもりだった。だが、2人は会うことは出来なかった。
彼はその公判で、被告人として拘束されたのですから」

ルーチェ@せいこちゃんにさえ会えなかったローランドですが、そんな拘束の身で瞬時に殺し屋ルード・ベス@こおまいと手下6人を雇い、カルマ@えりちゃん狙撃とマヤ@れーれ誘拐を依頼。
いったいどんな巨大な裏組織を持ってるんだか、恐ろしいんですけど。

「これがプレゼント……」
カルマ狙撃の報に愕然とするニックに被告人席でニヤニヤ笑ってるし、「誠実そうな人」の顔の裏側で、ローランドっオマイどんだけ。

「生前、マルケスさんは私たちを食事に招待してくれました。ローランドもこの席にいたので、彼が教会に現れてもマルケスさんは驚かなかった筈です」
いやルーチェ、いくらなんでもマルケスさん驚くだろ、 尼 僧 姿 のローランドが現れたら。どんなプレイやねん?

「もし、マルケス・ペイン@こずちゃんの心臓発作が起こらなかったら、ローランドはどうするつもりだったの?」とか「アレイア先生@ケミさんが飲ませてしまった毒薬ハート・ストップは、いったい何処にあったの?」とか、初見の友人たちからよく聞かれたんですよね。答えは簡単です(byニック)。
ローランドは最初からマルケス氏を殺害するつもりで、身を隠すために尼僧の服を着て、毒薬を持って教会に侵入したんです。ローランドもといカイちゃん談。
偶然、心臓発作が起こらなかったら、無理やり毒薬を飲ませて足蹴にしただけのことです。
で、偶然、心臓発作が起こったからって、毒薬の瓶を現場に置いてきちゃうなんてローランド甘すぎなんだけどね。

とにかく「殺意を持って救命手段を奪う」以前に、殺意バリバリの悪人ッスから。

なのに。
「弁護士さん、知っていますか。僕はこの街のはずれにある漁港で生まれたんですよ……」

これで「鮮やかな逆転劇」ですもん。劇場にはすすり泣きが拡がり、すっかり「可哀想なローランド……」(←劇場ぢゅうお目目はあと)
カイちゃんズルいわ(笑)。キャラの勝利。

で、この漁港って、もちろん茨城県のはずれにあるんですよね?(素)(だからカルフォルニアです)(カイちゃんキャラ勝ち)


最後に揚げ足。
蘭とむちゃんの畳み掛ける見事な台詞回しに騙されかけちゃいますが、それでも「帰宅後、慌てた筈です。それもその筈、持っていた筈のペンダントが」って、こんな筈、筈、連打させんでもさあ鈴木くん。気になってしゃあなかったッスよ。

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