その3、なのか?を書いてみます。

珍しく書く気になってる(笑)のは、お茶会で聞いたエラディオの役づくりに、とても興味を引かれたからです。
わたしが観たエラディオという人と、みーちゃんが語るエラディオという人と……結局、役者って本能なんだなあ、というか(そういう結論?)
そこまで話が辿りつくか分からないし(え)(意味ないじゃん!)、もう記憶が曖昧ではあるのですが(えええ)、とりあえず最初から。


みーちゃんは銀橋のシュララを歌いながら登場されました。
あれ、正式な曲名ってなに?(笑)ようは♪シュララ~シュララ~♪です。

イントロを聞くと「あ``~い!」ってみーちゃんが飛び出して1回転するような気になっちゃうんだけどさすがにそれはなく(笑)扉が開いてふつーに登場。

でも、バシーーー!ってスターさんな登場で、かっこよかったわー。
アップテンポな曲に会場もきゃあきゃあ、それに乗っかった(笑)みーちゃんが歌いながらどんどん乗っていくのが分かる。
途中……曲調が変わって(舞台では)フラメンコを踊る部分ね、あそこでちょっと素に戻っちゃって練り歩きながらも「……あの、はい。こんばんは」とか若干恥ずかしそうになるそんなところもとってもみーちゃんではございましたが(笑)、歌に戻るとパワー全開!!
てゆか歌、上手いね(素)。

黒のロングジャケットに白いシャツ、グレーのぴたぴたパンツに黒のスターブーツ。
痩せたなあ。いやそれでもジェンヌさんとしてめちゃ細い人では決してないのでしょうが、脚回り腰回りがすごく細くすっきりとなって、それに元々の骨格があるから、男役のガタイとしてほんとうにすばらしいと思うの。

そして、ゴージャスな黒のファーストールを巻いておりました。
このファーが、あとで……(笑)。


「皆さまこんばんは!
今日はお忙しい中 新 年 会 !(えらい強調)(笑)にお集まりくださいまして、ありがとうございます。
新年あけましておめでとうございます」

今日は「お茶会」ではなく「新年会」ということで(笑)。

まずは新年会らしく?今年の抱負を。
「男役の華をもっともっと磨いて、皆さんにもっともっと夢を見ていただけるような男役を目指して、男役10年目を迎えたいと思います」
「男役10年」と言いますが、今年はその10年目を迎えるみーちゃんなのですね。そっかあ、大きくなったねええ(背じゃなくて)。

「それでは、乾杯のご準備をお願いいたします!……(突如、小声でむにゃむにゃ)皆さん、大きな声でお願いしますね……」

「A happy new year!」
あ、ご挨拶が「乾杯!」じゃないから、先手を打ったわけですね(笑)。
こゆとこがすごくみーちゃんぽい、と思う。かわゆ。


登場のシュララについて。
「わたしがほんとうに歌ってるのは♪シュシュシュララ~↓なんですけど」
舞台の銀橋では、最後みちみーカチャ3人がハモるところで、みーちゃんは低音部を歌っているわけですね。
でも、お茶会では1人で歌うんだし、それもどうかと思ったみーちゃん。

「北翔さんに『わたし、どのパートを歌ったらいいですかね?』って、北翔さん、北翔さん……ホク、ホクホ(もごもごもご)すみません(もごもご)」
えっ。

「ちょっとすみませんファーが(もごもごもご)……あ、取れた」
ゴージャスなファーが、口の中に入っちゃった模様。おかげで(なのか?)「北翔さん、北翔さん」と何回も(笑)。

話が戻って、歌うパートをみっちゃんに相談したみーちゃん。
「でも、北翔さんのパートは♪シュシュシュララ~↑って、すごい高いんです」
それもどうかと、今度はカチャに相談するみーちゃん。
「カチャのパートは♪シュシュ……シュ…?シュ…?ん?……なんか分かんなくなっちゃった」
えっ。酷い(笑)。

「わたしは♪シュシュシュララ~↓なんですけど」
はい、それさっきも聞きました(笑)(てゆか知ってます)
「結局、スタンダードなバージョンで(今日の登場では)歌いました」
(ん?)(……それがカチャのパートなのではないだろうか??)

同じ日が悠未茶で、ともちんもシュララを歌われたみたいです。
楽屋を出る前に、2人で「シュララ!がんばりましょうねっ!(ガツン!と、お互いの握り拳をクロスさせるポーズ)(すげーオトコマエな声で)……歌詞はシュララしかないけど!(笑)って」。
それかっこいいなあ、をい!歌詞はシュララしかないけど(笑)。

「それで、悠未さんのお茶会をグッドラックって言って見送って、今日わたしもグッドラックって言われて、来ました」
これが意外と衝撃発言でした。ジェンヌさん同士って、お茶会に行く相手を「グッドラック」ってお見送りされるものなんですか?(笑)(けっこー恥ずかしい)


この銀橋シュララは、重い芝居から華やかなフィナーレへと転換する、いちばん頭なわけです。客席の空気感をガラっと変えなければいけない、重要な役目を担っているわけです。ですが。
そのときみーちゃんたちは。

「ああ、ロバート……死んじゃった(悲)……と思って。
で、緞帳が下りるとき拍手が起こるじゃないですか。
そのときに北翔さんとカチャと3人で、その拍手の音をフラメンコに見立てて、それに合わせてチャチャチャチャチャ……」

と、いきなりフラメンコのステップを踏み出すみーちゃん。

その場で軽くやったはずのそれは無駄に上手く無駄に美しく、ほおおおお~~と感心する客席。

「あの……」
はい?

「そこ、笑うとこなんですけど……。
感心されるようなとこじゃないんですけど……(苦笑)」

えっ。
ごめんなさいふつーに感心してました(素)。もっと笑えるようにステップ踏んでください上手すぎます(笑)。

って感じでその拍手に合わせて一踊りして、自分の脚をパンパン叩きながら気合いを入れて出ていくそうです。

ずっと客席で舞台の流れを観ているわたしたちには、あのラストの空気感の中に切り込んでいくってものすごく大変なことに思えますよね。特にみーちゃんは先頭で飛び出していくし。
でも、意外と本人たちは、だってとっくに死んでたり伝令行ってたりだし(笑)、芝居の出番が終わってからこのフィナーレまでの間に頭は切り替わってるのかなあ、という印象でした。あくまでもみーちゃんの言葉から受けた印象ですが。
あと、3人なのは大きいかもしれません。1人だとまた違うのではないかと。3人で気合い入れ合って、ってところで、上手く飛び込んでいけるのかなあ。


ここの飛び出しのお話がもうひとつ。

「最初、わたしから『あ``~い!』って言って出るんですけど、東京来てから回るところを回りすぎちゃうのか、次のバランスが取りにくくなっちゃったんです><
今は気をつけてやってるんですが、わたしがグラっとしてる回を観られたかたもいらっしゃるんじゃないかなあ(笑)」

はい。観てますわよ(素)。

てゆかここでとは言わず、みーちゃんはよく回りすぎてると思います(笑)。身体能力的に回れちゃうんでしょうね、回れちゃうから回っちゃうんだろうけど、必要以上に回っちゃってグラっとする現象は、しばしば見受けられるかと。
特に、今日の舞台は調子いいな、乗ってるな、って日は、必ずと言っていほど(笑)。
ここでグっと抑えて回りすぎないのが、ほんとうはダンサーと呼ばれる人なのかもしれませんが。

でも。
そんな張りきって調子乗ってグラっとしてしまうみーちゃんという人が、わたしは好きなのかもしれません(笑)。


ほんとみーちゃんて調子乗りまくりでナルだと思うのよ。ええ、すっごい褒めてます。

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