宙組『美しき生涯/ルナロッサ』東宝千秋楽おめでとうございます。

たまみちゃん、トニカちゃん、りりこちゃん、ご卒業おめでとうございます。

たまみちゃんはまだ『ヴァレンチノ』がありますが、本公演は今日がラスト。
オシドリの場面では同期のカチャと組んでいるのですが、もうカチャの顔が優しくて優しくて……包み込むようなほんとうに優しい笑顔で。たまみちゃんもそんなカチャをにっこりと見つめていて。
お茶会でも「最後に組めるのがほんとうに嬉しい」と言っていたという、たまみちゃん大好きなカチャ。
しあわせそうな2人に涙が出ました。

たまみちゃんは笑顔がキュートな人です。いつもニコニコかわいくて、それは下級生の頃からずっと変わらず、そしてもちろんこの日もそうでした。
いつも笑顔でいる……これって簡単なようですごく難しい、ほんとうに強い人にしかできないことだと思うんです。
中詰で銀橋に出てきたたまみちゃんの笑顔見てたら、わたし涙止まらなくなってしまって。
最後の舞台で、お市、ショーのソロと、大きい役が付いて嬉しかった。
お市は最後の頃は、格段に発光してましたね。輝くばかりの美しさだった。
ご本人も仰っていましたが、『ヴァレンチノ』東京公演が後から決まったのも、何かの縁なのだと思います。ほんとうの最後になるこの舞台でも、ステキな笑顔を見せてね。

トニカちゃんはネバセイ初舞台で宙配属の、生粋の宙組っ子。初舞台のときは、まずその「トニカ」という芸名で話題になったよね(笑)。
ファンタジスタでグロビュールに抜擢されたり、スカフェであまちゃきと「あまあまコンビ」を組んだりで、話題になった人でした。
このショーでソロがあり、日々気合いの入った歌を聞かせてくれました。最初の頃とは、もう旋律からして違うんじゃないかってぐらい(笑)、ラストの気合いはすごかったなあ。
大階段は、ほんとうにしあわせそうに踊ってました。男役・天輝トニカ、最後の大階段。

りりこちゃんは、千秋楽がお誕生日だったという。しあわせな1日だったんじゃないかなあ。
ご本人も最後に「最高にしあわせな誕生日になりました!」叫んでたし、トニカちゃんもたまみちゃんも、最後の一言が「りりこ、お誕生日おめでとう!」だもの(笑)。
さらにゆうひちゃんからも、そして組子全員からも、カテコで「お誕生日おめでとう!」と言われるサプライズ付き!(…さすがにびっくりだったよ)

最後のエトワールは圧巻でした。「七瀬りりこ、ここにあり!」みたいな。
まだまだその歌声をタカラヅカで、宙組で、聞きたい気持ちはありますが、りりこちゃんご自身はもう思い残すところはないんじゃないかとも思います。それぐらい、歌いきったお顔は満足感と誇りに満ち溢れていました。
あ、りりこちゃんのご挨拶のとき、みっちゃんがすごく泣いてましたね。やはり(お互いに)実力を認め合ったもの同士というか、みっちゃんとりりこちゃんは学年こそ離れていれど、通じ合えるところがあったのかもしれません。

ご挨拶でゆうひちゃんが「この公演で充電が足りないと思われたら、蘭寿とむ率いる花組が来週から公演しますので、そちらでぜひ!」(言葉違うと思いますが)って、真っ先に花組さんの話を出したのがすごいと思った……さすがゆうひちゃんだなあ、と。少年はいつの間にか大人になっていた。それも、大きな大きな人に。いやトップになってからのゆうひちゃんは常にそういう人だったと思っていますが。すばらしいトップさんだと、あらためて。
だって、その後に「ヴァレンチノもよろしく」だからね(笑)。

そう。宙担の夏は、まだまだ終わらないのです!

楽アドリブメモ等は次項に続く→)

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